「エアアジア、座席狭くなかった?」というのが、必ず聞かれる質問だ。格安航空会社(LCC)というと、まず座席が狭くてつらいというイメージが先行する。私も正直、そこがかなりドキドキだった。
ただ実際に乗ってみると、特に「狭くてつらい」ということはなかった。むしろ想像していた以上の快適さ。
機内はこんな感じ。
赤いシートと白いシートが、今一つルール性なく交互に設置されていた。
前の席の背もたれを撮影。
航空会社によっては、個々にモニターがついていて好きな映画などを見られるようになっているところもあるが、そんなものはない。そもそも共通で見る大型モニターもなかった。
座席は特にぼろいとかいう印象は全くなく、割と普通のアジア系航空会社のシートなみ。まあ自分が最近、安い航空会社ばかり使っていたから違和感感じないだけかもしれないけど(スリランカ航空とかほんと狭かった・・・)。
これは帰途撮影したもの。
羽田→クアラルンプール便は、3席・3席・3席となっている。
行きは割と満席に近かったが、帰途便では真ん中の3席の列が割と空席目立っていて、そこだと隣の空き席に足を延ばしたり、3席使って横になったりしている人もいた。特に窓際にこだわるのでなければ、中央3席列が時にラッキーかもしれない。
こちらも帰途撮影した写真。
シート間の距離がなんとなくわかるだろうか。
高速バスの普通のものと同じくらいかなと思う。
足元はこんな感じ。
日本人の標準身長の女性なら、特に厳しいということはないが、男性だとちょっときつ目に感じるかもしれない。
また隣の席との間の肘掛もかなり細くてシンプルな作り。
一般的な飛行機だと、ここにイヤフォンの差し込み口や、音量・チャンネル調整のボタン、CA呼び出しや読書灯のスイッチなどついているが、そういったものは一切なかった(読書灯のボタンなどは天井についている)
<おまけ>機内前方に設置されたプレミアムシート。
こちらは2席・2席・2席でシート間の幅もかなりあり、リクライニングもかなりききそうだった。極端に高いわけでもないので、行きの深夜便ではぐっする眠れるよう、奮発してみるのもありかも。