エアアジアで航空券を購入する際、途中でいくつかオプションサービス追加の有無を聞かれる。それほど悩まないと思うが、友人と二人分を購入などという場合は、都度相談してると何度も中断になってしまい面倒なので、先に決めておいたほうがいいだろう。
快適キット
一般的な航空会社だと、枕と毛布が無料貸与されるが、エアアジアではそのサービスはない。飛行機の中は結構冷えるし、特に深夜便では寝ている間に風邪をひいてしまう可能性があるので、何か防寒具があったほうがいい。
1000円の快適キットは、レンタルではなく「販売」で、中身は下記4点。
- ネックピロー・・・空気入れて膨らませるコの字型の枕/首回り装着したり枕のように使う
- ブランケット・・・薄手の赤い毛布
- アイマスク・・・真っ暗じゃないと眠れない人のためのもの
- 収納袋・・・3点をまとめて入れられるかなりスリムな赤い袋
エアアジアのロゴも入っており、実物もコンパクトで旅行に便利そうだったので、記念に買ってもいいが、別に3つとも必要なのでなければ、個々に用意するでもいいと思う(実際まわりで事前注文していた人はほとんどいなかった)。
その場合には、自分でブランケットやちょっと厚手のフリースなど機内に持ち込んだり、旅行用品売り場や空港でも販売されているネックピローなど用意しておいてもいいだろう。
個人的には、無印良品の旅行グッズシリーズが好きでおススメ。
手荷物
これは必ず同乗者と事前に相談しておく必要がある。
- 機内持込み荷物は「7kgまで」で無料
- 預ける荷物は「15kg」「20kg」「25kg」「30kgまで」の4段階で有料
- 予約なしで当日預けると割高料金となる
一度、荷作りした状態でのスーツケース重量を量っておくといいだろう。また海外旅行に行く際には、帰りにどのくらいの荷物重量になるのか、空港のチェックインカウンターで確認しメモしておくといいと思う。
比較的最近の軽めなスーツケースで、中身が着替えや水着、サンダルやバス用品など女性の4泊5日程度の旅行であれば、15kgで大丈夫な場合が多いと思う。
私自身は、上記写真の布製のソフトキャリーバッグで、行き7kg/帰り10kgとなった(お土産が追加された)。バッグ自体の重さが約3.5kgだ。
帰りに少し超えてしまうかな?という場合にも、機内持込みが7kgまで大丈夫なので、預ける荷物とは別に機内にも持ち込めるよう、折りたたみの大きめのバッグなどを持参したり、あるいは同行の友人と荷物を少しシェアして、ひとり15kgで収まるよう調整することができる。
機内食
機内食もすべて選択式/有料となっている。
また、事前に注文しなくても、当日機内で現金と引き換えに注文することが可能だ。
個人的には・・・
- 行きは深夜便/早朝到着なので事前注文せず
- 帰りは事前注文しておく
というのがいいかなと思う。
行きは真夜中に出発で、クアラルンプール到着はかなり早い時間なので、機内に乗り込んだら、ビールなどドリンクだけ機内注文(現金払い)し、すぐ寝てしまうほうがいいかなと思う。
帰りは、機内でメニューを見ながら注文でもいいが、CAがまわってくる順番によっては希望のものがなくなってしまう可能性もあるし、また事前注文のほうが少し安い(最大25%割引)ので、確実に好きなものを食べるためにも、事前注文しておいたほうがいいかなと思う。
●エアアジア公式サイト「機内食」
●エアアジア公式サイト「先行注文/エアアジアXのメニュー」・・・便によって注文できるメニュー異なる
ホットシート/座席指定料
上記画像は、座席指定のページ。
ここで赤い場所、つまり各ブロックの先頭で前に座席がないところが「ホットシート」だ。ここを指定するには3000円の追加料金が必要となる。
スペース的に余裕が欲しいという人はここを選択するといいだろう。
また便によるが、座席を指定すると「座席指定料」がかかる場合もある(自分の場合、羽田→クアラルンプール間で座席指定したところ150円の「Pick A Seat」料が加算された)。
付加サービス~「旅行保険」「スカイバス」「TuneTalk」
後半で3つの付加サービスについて聞かれる。
- 旅行保険
- スカイバス(空港と市内を結ぶバス)
- TuneTalkプリペイドカード(携帯電話)
旅行保険は、手荷物紛失やフライト遅延、傷害までカバーとのことだが、別途、旅行傷害保険に入っている人なら不要だし、私自身は、短期の旅行ではクレジットカードについている旅行保険だけでよしとしているため申込みはしなかった。
申込む場合には、どこまで日本語対応がきくのかなども確認したほうがいいだろう。
スカイバスは、クアラルンプール空港LCCターミナルから市内中心部の「KLセントラル」を結ぶリムジンバス。空港を降りて出口に向かう途中に、スカイバスやユーロバスなど複数のリムジンバス会社があり、そこでチケットを買うことができるので、特に事前注文しておく必要はないが、スカイバス利用の場合、航空券と一緒に買っておいたほうが往復で少し安くなるようだ(通常片道RM9のところ往復でRM13/羽田発の場合往復で400円)。
座席は指定になっておらず、便数も多くて便利だ。
TuneTalkは携帯電話のプリペイドカード。
日本人は、国内で使っている携帯端末をもっていって、ローミングで使う人が多いと思うので、特に関係はないだろう。ソフトバンクなど、海外でのデータ通信定額制も登場したので、それほど工学コストにならず、メールやネットを利用することもできる。