<小型バイクでツーリング>東海道沿岸ツーリング記

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<小型バイクでツーリング>東海道沿岸ツーリング記

110ccの小型バイク「クロスカブ」で日本一周!を目的に、毎年ひとりで「沿岸ツーリング」をする40代♀の管理人。今年は茨城・鹿島港から房総半島・伊豆半島・東海道そして紀伊半島をまわり大阪・神戸までの約2400キロを走りました。宿場町の風情残る街道や半島の入り江風景を堪能♪
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【9日目】三河湾をぐるり回り込んで知多半島の先端へ

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今回はどうも雨によく降られる。
そもそも8月だって雨だらけの月だったので、そういう年なのだろう。

おかげで降雨出発準備が早くなった。ナビとして欠かせないスマホの防水カバーはこれだ。

・薄くて画面にぴったり貼りつく
・画面タッチに支障なし
・熱がこもらない
・充電ケーブルもさせる
・ストラップも使える(ミラーにかけて落下防止)

といいこと尽くし。
ついでにいうとスーパーでもらってきたものなのでゼロコスト。へたったら新しいものも簡単に調達できる。

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今日の出発地点は、渥美半島先端の伊良湖岬。
そこから今度は北側の海岸線を走り始めたのだが、ここが絶景ロード。

地形的に、半島の先端に砂がたまるなどしてできた場所なのだろうか。後で調べたいと思うが、どこか埋立地のような感じでもあり、人家もない真っ平な土地がずっと続く。

まっすぐな道も新しく、他に走っている車などもない貸切ツーリング。

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と、風力発電の施設が見えてきた。

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クロスカブと記念撮影。
あとで考えたら、全く人も車も全くいなかったのだから、堂々と自分も入ってタイマー撮影すべき場所だったな。

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海岸線には知多半島の先端だろうか。
あるいはその間に浮かぶ島だろうか。陸地も見える。

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海上のパイプライン設備。
陸側には火力発電所がある。

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そこをまわりこむと、最後は道が変わり、防潮堤の上。
海の中の道を走っている気分だ。

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海藻を収穫している船も。
見ていたら手を振ってくれた。

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そして渥美半島を走り抜け

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橋をいくつも超えて豊橋市の沿岸埋立地エリアを通過。

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蒲群のラグーナは、広いマリーナや温泉、ショッピングエリアに観覧車まである大きなアミューズメント施設。

ここで休憩がてら、15分ほどヴェノーヴァの練習。
駐車場の近くだったので、人がくるとすぐ吹くのをとめ、ドキドキしながらだ。

細切れだとなかなか安定して音を出すまでにいかないなあ。

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その後、川や運河が多いエリアで、Googleマップがやたら内陸奥深い道をお勧めしてくるので他に何かないものかとコンビニ内のイートインスペースで地図を見ないて気付いた。

125㏄以下でも通れる、衣浦トンネルがあるじゃないですか!!!

料金は30円。
これは通らなくちゃ!

普段有料道路など通る機会がないので(一般的に125㏄以下は通行不可の場合が大半)、緊張するし興奮する。

十円玉三枚をポケットに入れてトンネルに向かった。

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長い長い下り坂。
平らな場所は短く、再び長い上り坂に。

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出口にあった料金所での支払いもスムーズに。
・・・と思いきや、もらったレシートをポケットに入れようとした時に別のものをポケットから落としてしまい、バイクを一度停車して拾う羽目に。

格好悪すぎるw

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知多半島に入り、ホームセンターにも立ち寄った。
目的はケースの背中側に取り付ける、半月型のウレタンゴムを購入するため。

強力両面テープでケースの箱の縁に貼った。

背中で軽く寄りかかれたらいいかなと。

実際には、ケース自体がかなり振動しているので、走っている間に背中を当てても単に振動が不快なだけ。期待は外れたが、信号待ちの休憩の時などに軽く寄りかかることもできるし、何か衝撃で背中をぶつけた時にもクッションがきいていて緩衝材になるので、このまま残しておこうと思う。

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ところで、蒲郡に入ってからやたらみかけるようになった「海老せんべい」専門店。知多半島の南部でさらに増えた。

まるで千葉県で各町に必ずある「落花生屋さん」みたいだ。

入ってみると・・・

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びっくり!!!
こんなに種類があるの!?

全部海老せんべいかと思いきや、一部、イカやタコをそのままプレスしたせんべいも。

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どれも手前に試食用の袋が置いてあり、味見して選ぶことができる。イカせんべいだけでも5種類はあり、試食してみるとどれも美味しく、むしろ悩んでしまうほどだ。

写真 知多半島の先端の、海を見下ろす小さな岬部分には、こんなリゾートマンション群「チッタナポリ」も作られていた。

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タワー型のマンションの他、低層の建物も斜面にずらり並んでいる。豊橋や名古屋から週末ココに通っている人達がいるのだろうか。

ジムやテニスコートなど、スポーツ施設も完備されている。

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水平線上には今朝走った渥美半島の先端部分も見える。

ぐるり三河湾の周辺を一周近くしたことになる。

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片名の漁港。

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今回のツーリングでは珍しく、明るいうちに宿にチェックインできた。
知多半島に入ってから楽天トラベルで予約した民宿だが、行ってみると普通の一軒家の民家だった。

いわゆる本来の民宿。
珍しい気もするが、AirBnBも広がり法律も変わってきているので、ふたたび「民泊」は増える傾向にあるのだろう。

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まだちょっと早いので、部屋に荷物だけおいて少し走ってくることに。

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知多半島の先端からは、渥美半島との間にある2つの離島、日間賀島と篠島にわたるフェリー・高速艇がでている。

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バイクも積めるカーフェリーは既に出た後だった。

行ったことある人によると日間賀島はかなりおススメらしい。
予備日がまだ残っているのでちょっと悩むところだが、この後台風がくるとも限らないので今回は見送ろう。

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海上タクシー乗り場なんていうのも。


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渥美半島よりずっとこぶりだが、観光客に人気なのはこちらなのかもしれない。お食事処にお土産屋さん、遊び場などいろいろ。

えびせん関連の施設もいろいろ。

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夕食をと思っていた「魚ひろば」は既に終了してしまっていた。

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知多半島の先端の南側の海沿いには、巨大なホテルが点在していて、天然温泉に入れるホテルも。

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レストランの窓の外には海が広がる。
お料理も美味しそうだったが、途中コンビニでいろいろつまんでしまったこともあり、がっつり食べるほどには空腹ではなかったのでやめ、コンビニで何か軽い物かって宿で食べることにした。

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途中の看板でも見かけたが、黄身が濃厚なこの卵の生産農家があり、お土産に大人気だそう。

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名前は「海老もっこり」。
地元の特産品、海老せんべいを食べさせて育てた鶏とのこと。

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そして再び民宿へ。

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夕食は結局、ホテルのお土産屋さんで買ってきたこの「生せんべい」。何かと思ったら、薄く伸ばした甘いお餅のようなものだった。

明日は名古屋港、そして三重・紀伊半島だ!