<小型バイクでツーリング>東海道沿岸ツーリング記

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110ccの小型バイク「クロスカブ」で日本一周!を目的に、毎年ひとりで「沿岸ツーリング」をする40代♀の管理人。今年は茨城・鹿島港から房総半島・伊豆半島・東海道そして紀伊半島をまわり大阪・神戸までの約2400キロを走りました。宿場町の風情残る街道や半島の入り江風景を堪能♪
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【10日目】知多半島から伊勢へ~セントレアには行けなかったが伊勢うどんが美味!

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知多半島の先端、師崎港の近くの宿「くるみ庵」は、まさに一般の家を民宿にしたところ。
明るく元気な家主さんに見送っていただいた。

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さらにバイクに荷物を積んでいて、さあ出発だ!と思ったら、突然玄関から走り出してきて「これ持っていって。美味しいから」とイカせんべいを。次また来るかもわからない一泊限りの客なのに本当にその気持ちがありがたい。

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堂々とした猫。
子猫もまとわりついていたんだけど、カメラを構えたら逃げてしまった。ここでは珍しく、父親が子猫たちの面倒を見ているのだとか。もう一組のお客さんが小さなわんちゃんを連れてきていたんだけど、その犬が近付いてもぴくりともしなかった。

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そこから毎朝開催されているという師崎漁港の朝市に。
スタートはそれほど早くなく8時とのこと。

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高級魚もかなりリーズナブルに買える朝市として人気なんだとか。
実際どの魚も本当に美味しそうで、近かったらこのためだけに来たいほど。タコも気になる。

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師崎漁港。

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昨日は終了してしまっていた魚ひろばにも行ってみた。

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こちらも朝早くからやっている。
規模も大きく、朝市というよりは常設の海産物販売所という感じで干物や乾きものが多かった。

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本当はこの市場食堂が目当てだったんだけど、残念ながらまだやっておらず。
仕方ない、常滑のセントレアまで行って、何か美味しいもの食べよう。

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小さな魚はイワシだろうか。
それを狙って、トンビが次から次に舞い降りてきていた。

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海水浴場のドルフィンタワー。

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こちらもまだやっていなかったが、地ビールが飲めるレストラン。

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渚百選にも選ばれているビーチがある。

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突如、海沿いに観覧車が見えたのでびっくりして幹線道路を外れいってみると、おもちゃ王国なるアミューズメントパークがあった。せっかく海沿いに来たので、ここから少し海岸線を走ってみることにした。

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超・沿岸ルート。
砂もかなりたまっているのでスリップしないように慎重に走る。

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このままセントレアまで行こうかなとも一瞬思ったんだけど、それやると腰痛めそうなのと、やはり川に阻まれ断念。

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なんの養殖なのだろう。
帰ったら調べたい。

そしてこの日のハイライトは、セントレアに向かう途中で起こった。
残念ながらGoPROのSDカード不良で撮影は止まってしまっていたのだが・・・

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これどういう場面かというと、110㏄の小型バイク進入禁止の高速道路への道に入り込んでしまい、料金所で止められ、スタッフの方にゲートをあけてもらい出ようとしているところだ。

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そう、セントレアは125㏄のバイクではいけない場所だったのだ。
有料道路(セントレアブリッジだったかな)を通らない限り行けないのだ(涙)

詳細はこうだ。

・バイク(110㏄)でセントレアに行きたかった
・当然行けると思っていた
・Googleマップのナビは「高速・有料道路不可」設定にしているけど、ちゃんと行けるとしてセントレアに向かう橋をルートとして提案してきた
・実際にそのナビに従って向かったら橋に向かう登り道の入り口に緑看板
・110㏄の原付二種は基本、有料道路NGなので当然直前で回避し一般道へ
・でもGoogleナビがさらに示してきた同じ再挑戦ルートを見ながら考えたわけです

「セントレアへの道が高速・有料道路だけのはずはない」と。

週末になればきっと、善良な常滑市民が買い物やレジャーのためセントレアに行くだろう。常滑市民の足は車だ。その際、有料の橋しかないなんてありえないのでは。きっと高速道路の入り口の横に、側道的な感じで一般道もあるのでは。

なにしろGoogleマップだって「有料じゃないルートだよ」と言ってきているのだし、と。

結果は、セントレアには原付二種で行ける道はなく、料金所で後続車を3台くらい詰まらせたうえ、スタッフの方にゲートを開けてもらってそこから降りる羽目に。本当に迷惑をかけてしまい申し訳なかったけど、繰り返し詫びていたら「大丈夫ですよ」と。

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精神的ショックは大きかったが、ひとついい経験にもなった。

たまにうっかり分岐間違えて高速道路への進入口に吸い込まれそうになることがある。
でも最悪の場合でも慌てなくていい。

意外となんとかなる。

慌ててパニックになって事故るのが一番危険。
そのことはもちろんよく理解していたが、さらに身をもって「うっかり入ってしまったとしてもちゃんと安全にでてこれるものなんだな」ということを体感したので。

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そこからは、名古屋市内の南側、埋立地が広がる名古屋港のあたりをバイパスで通り抜けた。

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途中で雨に。

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ずぶぬれ・・・。
桑名の渡し跡なんかもめぐりたかったがそんな気分にはならず。

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幸い、四日市市の2りんかんに到着することには雨もあがっていた。
ここで三重県南部のツーリングガイドをゲット。

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ついでに夏物セールで半額以下になっていた赤いバイクジャケットも購入。
普段明るい色の服なんて絶対に買わないが、初心者ライダーなので、高齢者同様、道では目立つ色が安全だ。

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何をどうしたらこうなったのか不明だが、中央分離帯の柵を完全に突き抜けた軽トラにも出会った。
発煙筒がたかれているのを初めて見たよ。

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そして伊勢へ!

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下宮参拝。

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直前に伊勢うどん大使の石原さんに教えてもらった、下宮近くの伊勢うどんが美味しいお店「ちとせ」に。

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美味しすぎです、伊勢うどん!!!
実は初めて食べたのが昨年。

Facebookでよくお見掛けしている石原さんの投稿がきっかけで興味を持ち、東京で美味しい伊勢うどんが食べられるお店にいき、衝撃を受けた。

こんな美味しいうどんがあったのか!と。
いわゆる普通のうどんとは全くの別物で、柔らかくふんわりしていて、そして濃厚な甘辛なたれ。

癖になる味だなと思った。

ここの伊勢うどんも本当に美味しく、生卵を絡めていただくとまた格別。
雨で冷えた身体も温まった。

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そして今夜のお宿は、楽天トラベルでも非常に評価の高かった「宿屋五十鈴」。
おはらい町通りから路地をちょっと入ったところで、内宮までも歩いてすぐ。

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楽天トラベルの評価の大半は「ご主人のお人柄」だったが、チェックインしてすぐに納得。
到着後、周辺案内や伊勢神宮だけでなく周辺の他の神社や見どころなども教えてくれる。

さらに20時すぎからは、翌日の内宮参拝のための講座というかガイドもしてくれるのだという。

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ちなみに場所はここ。

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おはらい町通りの夜の石畳。

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コンビニにはこんなイセエビせんべいが売られていた。

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そして夜の伊勢神宮参拝講座。

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ご主人の鈴木さん。
トークも面白く引き込まれてしまった。

伊勢神宮の歴史、まつられている神様、三種の神器の話から境内の建物のそれぞれの役割、そして参拝の方法から赤福の形の話まで、本当に勉強になった。
ここで話を聞いておくのとおかないのでは、全然違う!!!

ひとり旅行で伊勢神宮に行くなら、この宿絶対におススメだ。
ちなみに素泊まりで3999円。

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そうそう「お土産」という言葉が伊勢参りから生まれたという話なども。
今後も役立つうんちくもいろいろ。

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ライブラリーには石原さんの本もありました。