<小型バイクでツーリング>東海道沿岸ツーリング記

<小型バイクでツーリング>東海道沿岸ツーリング記

<小型バイクでツーリング>東海道沿岸ツーリング記

110ccの小型バイク「クロスカブ」で日本一周!を目的に、毎年ひとりで「沿岸ツーリング」をする40代♀の管理人。今年は茨城・鹿島港から房総半島・伊豆半島・東海道そして紀伊半島をまわり大阪・神戸までの約2400キロを走りました。宿場町の風情残る街道や半島の入り江風景を堪能♪
はじめに計画宿泊装備GoPRO撮影絶景スポット●ツーリング記録●総括●動画
トップページツーリング記録

【15日目】オイル交換をしてもらい大阪湾をまわりこみ夜の神戸へ

写真

和歌山市内のゲストハウスRicoの部屋の窓をちょっと開けてびっくり。何をどうやったら雲があんなに黒くなるの???

Yahoo!天気アプリを見ると、雷雨・竜巻・雹の可能性も含めた注意報がかなり広範囲で出ている。確かにあの黒さはヤバいやつだ。

明石まで走る予定だったけど、無理する必要がある日程でもない。場合によっては和歌山市内にもう一泊でもいいかなと。

この後の予定は、大阪・神戸を経て明石まで行き、そこから淡路島行のフェリーに乗るのだが、淡路島在住の友人が14日まで東京滞在とのこと。せっかくならちょっとでも会えたらうれしい。

あと実は、地名もわからない大都会の大阪市内をバイクで走ることにかなり不安があった。

写真

ゲストハウスRicoでの朝食。
厚いパンにはバターたっぷり。

写真

お世話になりました♪

写真

ちなみにここ、ツーリング中の人にもおススメ。
フロントのすぐ隣に駐輪場があり、雨の日の出発準備も本当にラクチン。ドミトリーなら一泊3,200円でリーズナブルだ。

私が泊ったのは2人分の布団が敷ける和室と二段ベッド2つが設置された洋室がつながった部屋だったが、和室は自分だけ、二段ベッドスペースも宿泊者は1人だけでゆったり使えた。シャワールームやトイレも室内にある。

写真

和歌山出発を遅らせることにしたので、10数年来の友人のオフィスに。ここ和歌山でPR会社をゼロから立ち上げ3年。

写真

まったくの素人からスタートしているにも関わらず、クライアントも多数獲得し、中にはお堅いところからの受託も。すごい!!!あらためてリスペクトだ。

写真

駐車場で写真も撮ってもらった。
幸い、雨もあがった。

写真

その友人オフィスからも近い、観光客にも人気という和歌山ラーメンの店「丸三中華そば」へ。

11時半頃だったが、次々車が駐車場に入ってくる。
これはうかうかしていたら席がなくなる!!!と慌てて飛び込んだ。

写真

地元の人は「そば」といって注文しているようだ。

写真

そしてカウンターを見て興奮。
ありました!!!

セルフでとれる早なれ寿司に太巻き、そして茹で卵が置かれている!

実は昨夜訪れたところはもう机の上にこれ置いてなかったのだ。友人によると、夜遅い時間だとなくなっている場合も多いそう。

写真

セルフで勝手に食べていいのだが、もちろん無料サービスではなく、会計時に自己申告で清算する。

写真

私も早なれ寿司を。
別にそれほどお腹空いてなくても、待っている間だとつい手が伸びてしまう。

これは、和歌山の中華そば専門店以外でも取り入れることができるアイディアなんじゃないだろうか。

写真

昨夜食べた丸京の中華そばよりはこってり。
スープもわずかにとろみあり、独特の香りがあった。なんの香りなんだろう。店内にも漂っているのでスープに起因するものかなと思うんだけど、どこかちょっとだけ納豆汁にも近いような香り。

写真

次に訪れたのがここ。
ずっとオイル交換をどこかでしないとと思っていたのだが、飛び込みでどこに行っていいのかわからず先送り状態だったところ、南紀白浜まで一緒に走ってくれた、クールなカブに乗っている紀州株主チームのYさんがここをおススメしてくれた。

●バイク,カスタム,修理,車検,販売の事なら和歌山市のライフ


詳しくはホームページを見てもらえたらと思うが、普通のところではない。こだわりの、かなり特殊なカスタムをお願いしたりできるところのようだ。

写真

関西のカフェカブミーティングで人気投票入賞したYさんの超・格好いいカブが生まれたのもここ。

Yさん紹介で来たことを告げ、オイル交換をお願い。
アンダーガードの取り外しなども必要で手間かかったのに、そんな工賃も一切とらず、空気入れにチェーン調整までやってくれた。

そういえば走行距離2,000キロ越えていたのに、空気圧のチェックもチェーンのゆるみも確認せずに走ってしまっていたよと急に恥ずかしくなるとともに、見てもらえて本当に安心した。

写真

そして短い滞在だったけど、いろいろお話もさせてもらい楽しいひとときだった。本当にありがとうございます!!!

写真

紀伊半島と淡路島の間にある沖ノ島行きの船がでている加太港。本当は島に渡って一泊しようかと思っていたんだけど、それはまた次の機会に。

写真

ついに大阪府!
茨城・鹿島を出発してから、千葉→東京→神奈川→静岡→愛知→三重→和歌山ときて、9都道府県目だ。

写真

海沿いの道を走っていたらちょっと変わった「道の駅」を見つけ、入ってみた。入り口はこんな感じなんだけど・・・

写真

その後長い長い、会場の通路を歩いて海の上に作られた小島に。

写真

この建物の中がちょっとした食堂とカフェになっている。
なんでこんなところに作ったんだろう?と思ったら

写真

釣り桟橋だったのだ。
一番奥にはたくさんの人がいて驚いた。

写真

それにしてもあれだ。
予報のように豪雨になることはなかったが、この日も降ったりやんだりの繰り返し。

走り出すと降り出す。
着ると止む。
脱ぐとまた降り出す。

レインコートを着るのも脱ぐのも、毎回悩ましい。

写真

そこから国道を走り、関空方面へ。

写真

セントレアで有料道路の料金所に突っ込んで迷惑をかけてしまったので、今回はちゃんと理解している。海上の空港へは原付二種ではいけないのだと。

写真

そして関空が見える公園でその後の作戦会議。
雨も止んだので、これなら大阪の道も問題なく走れるはず。

神戸まで行こうと。

実は大阪市内を走るのはとても不安があった。
普段のどかな道ばかり走っているので、片側3車線以上の大きな道はそれだけで緊張する。ましてや地名がわからない中での分岐とか、車線変更のタイミングを間違いやすいはず。

さらに「大阪は割込みが多い」という印象があった。
ただでさえ緊張している中、無茶な割込みとかされたらプチパニックになりそう・・・と。

写真

ただ実際は、市内中心部には入っていかず、湾岸の高速下など中心に走ったので問題はまったくなし。確かにウインカー出さずに前に割り込まれることも何度かあり、前の車との間の車間距離をとっていると、どんどん追い越されたりもするので、そこは違うなと思ったが、特に急ブレーキが必要になるようなこともなかった。

いや一回だけ焦ったことがあったっけ。
前の車が隣のレーンに割り込んでいこうとしたんだけど、斜め後ろの車がスピード緩めなかったらしく、ウインカーそのまま戻ってきた時。油断大敵だ。

写真

そんな中、私のクロスカブにも節目が訪れた。

写真

写真

18,000キロ達成!

写真

高速で走ってる道では当然こんな写真撮れないので、車が走っていない脇道にでた。

写真

場所はこんな埋立地。

写真

そこからさらにドギマギする道を走って・・・

写真

右手にDIYのコーナンを見つけ入った。

写真

リアボックスを止めていたナットが一個落ちてしまったのだ。正確にいうとナット2個で止めていたのが両方なくなってしまった。

ここのコーナンはボルトもナットもその他いろいろなネジ類を1個単位で購入できる。太さを確認しながらレジに持参したところ、「これ値段わかる?紙に書いてもらう必要があるのよ」と渡されたのが

写真

これ。

もう一度ネジコーナーに戻り、値段を確認して書き込む。
コーナンでネジのバラ買いをする際のお作法をひとつ学んだ。

写真

そして沈みかけの夕陽を見ながら今度は西に向かう。
分岐がよくわからないよ~!!!

写真

右手には六甲山の山影も迫ってきた。
本当はバイクで六甲山に登って神戸の夜景を見下ろすというのもやりたかったが、ここまでの運転ですでに神経すり減らしまくっていた。早く目的地につきたい。

写真

日没。

写真

そしてやっとたどり着いたのが、神戸駅前に広がる神戸ハーバーランドの一角にある万葉倶楽部。関東にも何店舗かある24時間利用可能な巨大スパ施設だ。

写真

18階からさらに階段を上ったところには、夜景を見渡せる足湯もある。
神戸は本当に美しい街だ。

写真

卓球台やら・・・

写真


シミュレーションゴルフまである充実の施設っぷりだけど・・・

写真

私にとって何よりうれしかったのは、充電できるスペースがあったこと。ここでカメラのバッテリーなど充電しながら、風呂上りもひたすらパソコン作業。

明日はいよいよ淡路島だ!