UberEats配達員のための新型コロナウイルス感染対策

新型コロナウイルス感染拡大にともない、外食も買い物もなるべく控え多くの人が自宅滞在を余儀なくされています。そんな中、デリバリーを利用する人も増えています。UberEatsからも配達員に繰り返し、新型コロナウイルス感染対策をとるよう指示がきています。
UberEatsとしての感染対策
UberEatsでは、新型コロナウイルス感染対策として「置き配」導入などいくつかのことを実施しています。
●新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の参考資料
配達業務にかかわる部分としては
- 配達方法に「置き配」が加わる(玄関先に置く)
- 体調がすぐれない時は運転や配達をしない
- マスク着用/咳エチケット
- 頻繁な手洗い/手指消毒剤の利用
などでしょう。ただ他のフードデリバリーのようにバイトとして雇用されているわけではないこともあり、「配達業務を行う前の体温測定」が義務付けられているわけでもなければ、マスク着用や手指消毒の徹底なども、各配達員に任されてしまっている状況です。
自分自身でどうするかをしっかり決め、自分でルールを決め、動かないといけません。
マスク着用と手指消毒の徹底
マスク着用は必須
飲食店での商品ピックアップの際も、また注文者への商品受け渡しの際も、マスク着用は必須です。一般のマスク自体はコロナウイルスを通してしまいますが、それでも咳や会話による飛沫のまき散らしや直接飛沫が口・鼻などに入ってしまうことをある程度抑える効果は期待できます。
「自分は無症状だけど感染していて、他人を感染させてしまう可能性がある」
という前提のもとしっかりマスクをしましょう。
もちろん布マスクでもOKです。
ちなみに私は、原付バイク運転中は布製のフェイスマスクで顔下半分を覆い、停車後にそれを顎下にずらし、マスクを着用しています。風圧でマスクが上にずれるリスクがあるからです。
マスク着用の際は、耳のゴムのところだけをもって行います。また万が一の紛失に備え、予備も持ち歩くようにしています。

手指消毒
手指へのウイルス付着を防ぐためには
- ビニール手袋の着用
- 手洗い/手指消毒
があります。ビニール手袋を着用して配達業務を行っている人も見かけますが、見ていると「手袋はめっぱなし」で扉の開け閉めなどもしており、まったく意味がない状況になっているようにも感じます(むしろリスク増大かも)。
もしビニール手袋を利用するのであれば、配達バッグに格納場所を作り、「商品を受け取ってバッグ内に入れる時」「バッグから商品を取り出して注文者にお渡しする時」だけ手袋を着用するようにしなくては意味がありません。
なので個人的には、「手洗いと手指消毒の徹底」のほうが大事かなと思います。
私自身は、毎配達ごとの手指消毒を行っています。
飲食店入口には手指消毒のボトルが置かれていますので、まずそれを使ってしっかり消毒をします。ない場合は、自分も「手ぴかジェル」「除菌ウエットティッシュ」を持ち歩いているのでそれを使います。
手指消毒をした後は、注文者に商品を届けるまで、小指以外で他のものをなるべく触らないようにします。エレベーターのボタンなどは小指第二関節の外側で押し、手前に引いて開ける扉の取っ手も小指で。もしやむを得ず他の指で触ってしまったら、注文者宅の建物に入る前に再度手指消毒をします。
スマホ、自転車や原付バイク、配達バッグの消毒
除菌ウェットティッシュをいつもウエストポーチに入れて持ち歩き、待機時間には、スマホ、原付バイクのハンドルや配達バッグの持ち手・ファスナーなどを拭くようにしています。
使い終わったウェットティッシュはサイドバッグのメッシュポケットにすべて突っ込み、帰宅してからまとめて捨てています。
飲食店での注文商品ピックアップ
「店の前で商品を受渡しします」という飲食店も少なからずあります。感染防止で、店内飲食を中止し、デリバリーのみとしているところなどです。
アプリの飲食店からの指示欄に書いてあることが多いので、到着したら必ずチェックするようにしましょう。待機中は外で待つようになどの指示も見かけます。
店内では、なるべくソーシャルディスタンスを保つように気を付けましょう。特に他の一般のお客様の中には配達員に対し強い警戒心(感染している可能性が高い人達なのではないか)を抱いている人もいます。そうした方々を不安にさせないためにも、なるべく距離をとり待機しましょう。
準備に時間がかかるのであれば、「それでは3分後にまた来ます」などと言ってお店の外で待機しましょう。その際もあまり入り口近くにいると他の方が入りくくなります。
商品受け取りの際も、飲食店スタッフの方と接近しすぎないように気を付けましょう。私たち配達員同様、あるいはそれ以上に、飲食店のスタッフの方々は「感染してはいけない」という強い危機意識と緊張感をもって働いています。万が一感染してしまえば営業ができなくなるだけでなく、それまで来店してくれたお客様にも大きな不安と迷惑をかけてしまうことになるからです。
商品受け渡しの際の配慮
対面でのお渡しの場合には、配達バッグを開け、「商品をお取りいただいてもよろしいでしょうか」とお客様にビニール袋を直接取り出してもらうようにしています。そのほうが接触がより少なくなりますし、自分と注文者との距離も直接手渡すより長く保てます。
通常時であれば「勝手にとってくれ」的なそんな態度は失礼になりますが、こんな時期であればむしろ相手への配慮となります。
デリバリーを利用する人の中には、新型コロナウイルス感染への恐れから、スーパーも含め一歩も外に出ていないという方も少なからずいます。そんな方々にとって、毎日飲食店を個人宅を往復し続けている我々配達員は「配達してくれて助かるけど、きわめて危険な存在」として映っています。
(実際には、飲食店でのピックアップも注文者宅での受け渡しも数十秒足らずなので、込み合った飲食店の店内で何分間もテイクアウト待ちしたり、スーパーで長時間買い物している人たちよりリスクは少ないはずなのですが)
その前提で、感染防止の観点に加え、「なるべく相手を不安にさせない」ためにも、接触を最小限に抑えるようしましょう。
- 商品が入ったビニール袋をべたべた触らない
- 可能なら手渡しを避け、注文者に直接ビニール袋をとってもらう
- 注文者と近づきすぎない/なるべく距離を保つ
- 余計な話はせず手短に受け渡しを終える
- 大声だとマスク越しでも唾が漏れ飛ぶ可能性あるので小声で短く
- 相手が扉を少ししか開けず手だけだしてきた場合は受け取りやすいよう渡す
置き配について
配達方法として「置き配」を選ぶ人が増えています。今までは「玄関先まで運ぶ」「外で受け取る」の選択でしたが、「玄関前に置く」を選ぶものです。
この方法だとドアを開けて対面する必要がないので接触リスクは減りますし、配達員にとってはチャイムを鳴らして相手がでてくるのを待つ必要がなくなりますので、時間短縮にもなりありがたいものです。
置き配の場合には、必ず注文者のメモを読みましょう。
「玄関前に宅配ボックスがあるのでその上に乗せてください」
「ドアの取っ手にかけてください」
「置いた後、チャイムを鳴らしてください」
などの指示が追加されている場合も結構あります。
何もメモがない場合でも、置く場所には配慮が必要です。例えば多くのマンションの扉は、外側に向かって開くようになっています。「玄関前に置く」とあっても、本当に扉の前に置いてしまったら、扉を開けると同時に倒れてしまいます。なので扉の少し横に置くようにしましょう。
また「ドアの取っ手」ですが、取っ手の形状によっては、内側からドアノブをませせば、取っ手が斜め下に傾き、ビニール袋が落ちてしまう可能性もあります。一番奥の傾かない場所にビニール袋をかけるか、それでも危なそうな場合には二重に輪っかをつかってひっかけるなどしましょう。熱いものと冷たいものが別の袋に入った状態で両方ドアの取っ手にかけている場合には、メッセージでその旨伝え、早めにとっていただくよう伝えると親切です。
「置き配」選択の場合は、配達員はアプリの機能を使って写真を撮り、それを相手に送って「配達完了」ボタンを押すことになります。あまり近くから撮影したのでは、どこに置いたのかがわかりにくくなります。1~2歩下がった場所から、扉と商品の位置関係がしっかりわかるよう、撮影しましょう。
その際メッセージに「玄関の扉のすぐ横に置かせていただきました。ありがとうございました!」などと書いて送るといいかなと思います。私はこの文言をスマホ辞書に登録して、すぐ入力できるようにしています。
トイレ難民問題
これはUberEats配達員に限らず、運送会社やタクシー運転手なども共通なのですが、新型コロナウイルス感染対策によって生じた困りごと、トイレが使える場所が限られるようになったことです。
これまでであれば、コンビニでドリンクなど購入してついでにトイレもお借りしていたのですが、トイレ利用禁止となってしまった店舗も結構あります。
いざという時、トイレを探し回る羽目にならないよう、利用可能な公衆トイレやトイレ利用可能なコンビニの位置をチェックしておきましょう。そして業務開始前は必ずトイレに立ち寄ってから・・・です。
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