幅広マットレスへの買い替えにともない、寝袋も新たに買い増ししました。
今までは、
- GOKUMIN折りたたみごろ寝マットレス(幅60cm)
- 穴が開いていて手がだせる電気毛布
- モンベルのダウン寝袋(マミー型)
でした。電気毛布だけでもいいのですが、それだと寒い時には割とパワーをあげる必要があり、ポータブル電源の残量を朝までに使い尽くしてしまいます。モンベルのダウン寝袋は保温もばっちりなのですが、マミー型なので少々きつくて寝返りが自由にはうてなくなります。
車に積むなら、超コンパクトに収納できるダウン寝袋である必要もないので、もう少し安くて幅広のものを探すことに。そして購入したのが、中国のアウトドアメーカーでは定評もあるNatureHikeの楕円形の寝袋です。
色と形が、ちょっと「ミノムシ」を思わせますね。
写真だけ見ると、マミー型とは幅広部分の位置が違うだけと思うかもしれませんが、実際には全体的に幅広なのです。もっとも幅広部分で95センチ。肩や足先部分もかなりの幅です。
また特徴がもうひとつあり、頭部開口部の少し下に左右二か所のファスナーがついていて、そこを開けると両手を出すことができます。また左サイドのファスナーとは別に底部分にもファスナーがあり、そこを開ければ足を出すこともできます。
つまり、車中泊の場合、荷室に座って何か作業している時でも、防寒着として着込むことができるのです。夜の食事の時など、エンジンかけて暖房付けるわけにもいかず寒さを我慢していたこともあるので、そんな時にこれがあれば重宝しそうです。
実物も届いたのでお見せします。
大きさはこのくらい。
私が購入したのは、2種類のうち「快適温度4度/1.9kg」という密度の濃いほう。収納サイズは直径26cmの幅46cmです。
バイクツーリングには大きくて重いのですが、車に積んでおく分には何も問題ありません。別の袋に入れた上で助手席の足元を固定保管場所にしてもいいかなと思いました。
出し入れがラクチンなのも、この寝袋の特徴のひとつです。ファスナーを開くとバッグ型の袋がかぱっと開いて中身がでてきます。そして2本のベルトはバッグ型の袋と一体化しているので、ベルトで押さえれば後は両側から袋で覆ってファスナーを閉めるだけ。
開くとこんな感じ。開けた直後なのでまだぺしゃんこですが、縫製やファスナーなど細部も特に問題はなく、丁寧な作りだなと感じました。
両手を出す場所。使わないならファスナー閉めっぱなしにできます。
底部分にもファスナーがついていて、そこだけ開けて足部分の通気性をよくすることもできます。寒くない時期にも便利ですし、あと寝ている時以外の防寒着的に使う場合には、足を出して車内でちょっとだけ移動なんてこともできそうです(長さが230cmもあるので、このまま外を歩くとなると、洗濯ばさみなどで裾をまくりあげておく必要があり、かつちょっと大変かなと思います)。
ここが、Amazonの商品説明で疑問だったところなのですが、ファスナーは「左脇」「足元」にわかれてとりつけられており、左の裾部分で数センチ重なっています。
なのでこの両方を開けると・・・
こんな風にアジの開き状態になります。
中に入るのではなく、掛け布団的に使うだけでいい時期にはこれでいいですね。あと電気毛布の上から羽織る使い方もありだと思います。
写真だとちょっとわかりにくいかもしれませんが、中は本当に広い。足のつま先を肩幅以上に広げることもできます。
そして自分の腰あたりの幅は30cmくらいなので、寝袋の幅はその3倍。余裕ありまくりです。
身体を90度左右に倒しても狭苦しく感じることはなく、膝を曲げても問題ありません。期待していた以上に快適です。
両手を出し、足は軽くあぐらを組んだ状態です。
写真では切れちゃっていますが、裾は開けた状態になっているので、荷室で立ち上がって軽く移動することもできます。
まだ車中泊では使っていませんが、自宅ベッドでこれで一晩寝たところ、姿勢も自由に変えられて何の問題もなく、朝までぐっすり熟睡できました。ちょっとだけ臭いがあるような気もしたので、天気がいい日に干しておこうと思います。
使った後は、四つ折りにしてくるくると丸め、専用収納袋と一体化しているベルトで二か所締めた後、カバーしてファスナーを締めるだけ。
助手席の足元で保管するなら、もう少し大きめのビニールバッグに入れておくでもいいかもなと思いました。ダウンではないので、ぎゅっと袋に詰め込んでいても問題はないと思いますが、ゆったり保管したほうがふんわり度は高そうな気がするので。
そろそろ電気毛布も必要なくなると思うので、次回から6月頃までは、この寝袋で車中泊しようと思います♪
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