Amazonマーケットプレイスに出品!
新しい本で割とすぐ売れそうなもの中心に、Amazonマーケットプレイスに出品した。「Amazonのほうが高く売れるの?」と聞かれたけど、そういうわけでもなかったりする。
理由は二つあって、セドリや古書店の参入も多く、本によっては「1円」出品もかなり多いなど売り手競争過多な状況があること。
もうひとつは、売れた時点でAmazon側の手数料が発生するためだ。
例えば、本を200円で出品したとする。
その場合、自分に入ってくるのはいくらかというと・・・
●購入者が支払う金額
本代金 200円
郵送料 250円(国内の場合)
───────
合計 450円
●Amazon手数料
手数料 190円
●売り手が受け取る金額
受取金額 260円
●配送料(メール便・厚さ1cm以内の場合)
メール便 80円
●最終的な収益
最終収益 180円
こんな感じだ。
本によっては、厚みがあってメール便で送れないと、郵便局から定形外・書籍扱いで送ることになる。場合によっては260円以上かかり、マイナスになってしまうことも。
ちなみに、Amazon手数料はこんな計算になる(本・国内配送の場合)。
項目 料率 200円の本の場合
販売手数料 15% 30円
カテゴリー成約料 60円 60円
基本成約料 100円 100円
合計 190円
それでもAmazonマーケットプレイスを使うのは、確実に買ってくれる相手に本を直接渡せるためだ。自分の気に入った本・参考になった本をバトンタッチできるのは嬉しい。
受け取った人が「よかった!中古だけどきれいだし、丁寧に梱包してくれている!」と思ってもらえるよう、私は100円ショップで買ってきたこのビニールに入れるようにしている。サイズはB5の他、B5Lというのもあり、両方揃えておくと便利だ。
そして余裕があると、一筆箋に買ってくれたお礼と、本についての感想を一言書いて送るようにしている。
自分自身も、Amazonマーケットプレイスで本を買うときには一抹の不安があるので、丁寧な、顔が見えるような対応で送れば「この人が読んだ本なら中身もきれいなはず」と安心してもらえると思うので。
Amazonマーケットプレイスには買った人が評価する仕組みがあるので、「丁寧な梱包でした」と書いてくれる人もいるし、時にはメッセージを送ってくれる人もいる。
一冊ずつ配送するのはやや面倒だけど、
こんな風に、次の持ち主とちょっとつながりあえるのは楽しいものだ。
もちろん高値で売れる場合もある。
他の出品が800円以上になっているようなものなら、500円の値段をつけてもすぐ売れてしまうことが多い。発売直後の本などなら、新刊にかなり近い金額がついていることもある。
Amazonに限らないが、カバーをはずさずに新品同様の状態を保てていれば、高い値段でも売れる。保存版にするのではない本は、ある程度「次に売る」ことも考えて取り扱うといいかもしれない。
また今回自分は、「こんな本を出品しました」とTwitterに流したところ、40冊のうち10冊が翌日売れた。もちろんTwitterとは関係なく買ってくれた人もいるだろうが、ひとり2冊買っている人などは確実にTwitter経由だろう。
Twitterでは、興味関心が似ている人も多数フォロアーに含まれているし、「どこの誰だかわからない人の読んだ本」という不安はかなり薄らぐので、買いやすくなるのかもしれない。
Amazonマーケットプレイス+Twitter/Facebookは相性いいかも。
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