<小型バイクでツーリング>東北太平洋側沿岸ツーリング記録

<小型バイクでツーリング>東北太平洋側沿岸ツーリング記録

<小型バイクでツーリング>東北太平洋側沿岸ツーリング記録

免許取りたて&バイク買ったばかりの超・初心者ライダー(♀44歳)が、赤いクロスカブ(110㏄)に乗って青森・八戸から千葉の自宅まで一般道を1200キロ、海沿い中心に走ってきました。
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美しいリアス式海岸

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東北太平洋岸の北部は、海と山が隣り合いったリアス式海岸となっています。非常に入り組んだ地形が絶景を生み出し、その入江は良質な漁港や帆立・カキ・ホヤ等の養殖場となっています。

バイクで走っていても、時に海沿いの道であることを忘れてしまうほどアップダウンが多いくねくねカーブ道も多くありました。三陸海岸の雄々しい風景を堪能できる展望台も多数あり、また白波ひとつない、まるで山に囲まれた湖のような入り江風景には目を奪われます。

青森県八戸から岩手県を経て宮城県の気仙沼市までの約300kmの海岸線は、「三陸ジオパーク」にも認定されています。どういう風景と自然が広がっているか、下記公式サイトも参考になります。

●三陸ジオパーク


久慈市の小袖海岸

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NHK朝の連続小説「あまちゃん」のロケ地・小袖海岸は、観光客も多く訪れる人気の場所。三陸鉄道とセットで回る人が多いようです。海中から険しい黒い岩がにょきにょき突き出す海岸。深い海の色も本当にきれいです。小袖港では、観光客向けの素潜り実演も行われていました。

●ヘルメットにGoPROつけ、八戸港から岩手県・普代村の黒崎灯台まで


北山崎の展望台

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これぞ「ザ・三陸」な景勝地が「北山崎」。標高差200mの大断崖が8キロにわたって続き、海面からは奇岩にょきにょきと突き出しています。このあたりは海岸線に降りる道はほとんどなく(切り立った崖になっている)、バイクで走る道からは水平線すら見えない森の中の道のようなところがほとんど。

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でもこの風景を見れば納得です。そりゃ道なんて作れないや。
サッパ船クルーズ企画もありました。


初日の出スポットとしても人気の高い浄土ヶ浜

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エメラルドグリーンの美しい海に奇岩もせせりたつ浄土ヶ浜。
遊歩道や周遊船もあり、陸からだけでなく海からもこれらの風景を楽しむことができます。

●荒々しくも美しいリアス式海岸は初心者ライダーには厳しい地形だった~普代村から大槌町へ


連続カーブ山道か長いトンネルか

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釜石から陸前高田にかけての沿岸は典型的なリアス式海岸で、にょきにょき突き出た半島には結構高い山もあり、幹線道路である国道45号線は長い長いトンネルになっています。くねくね道を走るか、それともトンネルを進むか。本当はなるべく海沿いの道を走りたかったのですが、初心者ライダーで雨の日の峠道は避けたかったため、トンネルを選択したところもありました。しかしトンネルも怖い。とりわけ大型ダンプカーだらけの道だと小さなバイクには恐怖です。

●大槌町→陸前高田市間で土砂積んだ大型ダンプの濁流に翻弄される!


山に囲まれまるで湖のような雄勝湾

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戦国時代、伊達政宗の命により日本初の日本製西洋型軍船が作られたという雄勝湾。水平線は全く見えず、言われなければ大きな川か湖としか思えないような入り江です。ここも津波で大きな被害を受け、2014年は家の土台を草がおおいつくす風景でした。

●南三陸町で語り部バスに参加~三年半ぶりに訪れる雄勝&石巻