巣を飛び出し周辺を歩き回るようになった15日目
これは7月26日、孵化して15日目の姿だ。
羽もかなり生えそろい、親鳩の姿にどんどん近づいてきている。
この頃はもう、枝はどれもフンまみれだったので、申し訳ないけど全部処分させてもらい、かわりに新聞をちぎったもので周辺を囲った。
▼録画映像(2012年7月26日)
↑暑いのかまったりする雛たち。どういうわけか、角が好きらしくよく取り合いをしていた。あとこの頃から、二羽が少し離れて寝ることも増えてきた。
そして気付くと「巣」エリアだった角から姿を消し、斜めになった植木鉢の向こうのエリアをちょこちょこと歩き回るようになっていた。
なのでそのエリアにも新聞紙を拡張した。
好奇心も旺盛になり、いろいろなものを突いている。
そして時々、背伸び姿勢で小さな翼をばたつかせていた。
一時期の急成長は落ち着いたかに見えた。
親がエサをやりにくる回数も少しずつ減ってきた。
私が住んでいる地域は連日35度を超える猛暑日が続いていた。脱水症状にならないのか見ていて少し心配になったがそんなこともないようだ。
これは新聞紙交換のため、しばし巣から退席してもらっていた時のもの。
羽は生えそろったものの、産毛も残っている。
私にとっては2週間なんて、鳩をウォッチしていたらあっという間に過ぎてしまう一瞬なのだが、この子達にとっては、この世界に生れ落ち、目にするもの口にするものすべてが新しい、興奮の日々だったはず。
まあ、そうはいっても、彼らが生きている世界はたったこれだけの空間なんだけどね、まだ。
そして私は7月31日~8月3日まで4日間、九州への旅行で家を空けた。
前回、岩手から戻ってきた時には、孵化2日目だった雛は急激なサイズアップを遂げていた。今度はどんな変化があるんだろう。
▼録画映像(2012年7月31日)
暑いのにさらに暑苦しく重なっている雛たち。