<小型バイクでツーリング>日本海沿岸ツーリング

<小型バイクでツーリング>日本海沿岸ツーリング

<小型バイクでツーリング>日本海沿岸ツーリング

沿岸ツーリングもこれがラストステージ!小型バイク「クロスカブ」に乗って山口県下関市を出発し、日本海側の沿岸を東進北上し青森県八戸市まで23日間で3,714キロを走りました。
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ルート計画

写真

毎回沿岸ツーリングでは、Googleの「マイマップ機能」を使ってルート計画を立てています。日本海側は「海沿いの道=幹線道路」の割合が非常に高く(国道191号線→国道9号線など)、どのルートをたどるべきかあまり悩まずに済みました。


沿岸ツーリングは時計回り

過去の沿岸ツーリングでもずっとそうでしたが、沿岸ツーリングの基本は「時計回り」。つまり外側を走ることで、臨海の道ではすぐ左側に海が広がり、対向車線を走行する車に遮られることなく海が見え、ヘルメットに装着したアクションカメラでも写真を撮り続けることができます。


一日の走行距離は150~200キロ

高速道路は走らず一般道のみ。途中、気になる風景に出会ったらいつでも停まり、観光もしながらのんびり走りたいので、170~180キロくらいがちょうどいいかなと思っています。200キロ越えてしまうと、やはり「一日の大半をただ走っている」状態になってしまうので。

実際に走行した距離は「総括」にまとめてありますが、最も長距離を走ったのが22日目で247キロ。下北半島を南下して三沢に宿泊した日で、大間から三沢までの間にあまり宿泊できる施設がなかったこともあり、日没後もかなり長時間、暗い道を走ることになってしまいました。

隠岐諸島・佐渡ヶ島にも行きましたが、フェリー移動の日はやはり走行距離は大幅に短くなります。


予備日は3日間

8月なので台風はそれほど心配していませんでしたが、不測の事態も起こりうるだろうということで、予備日は3日用意していました。途中それを消化する形で予定していなかった隠岐諸島に渡り、また竜飛岬では台風をやりすごすため、半日ホテルに籠りました。


行き・帰りはフェリー

今回はスタート地点もゴール地点も関東から遠い場所だったので、どちらもバイクとフェリーでの移動となりました。

行きは東京・有明港からオーシャン東九フェリーで九州の新門司港まで。

●オーシャン東九フェリー

出発直前に台風が接近していて、欠航になるかもしれないということで予約はせず、当日窓口でチケットを購入しました。

帰途は青森・八戸港から北海道の苫小牧港に渡り、そこから苫小牧─大洗の便に乗りました。

●シルバーフェリー(八戸─苫小牧)
●商船三井フェリー(苫小牧─大洗)

苫小牧─大洗便は、お盆明けの20日頃までは事前にチケット完売となってしまいますが、私が乗船した8月21日頃からは直前でも数は少ないですが購入できるようになっていました。

東京─新門司 片道23,730円(乗船料17,400円・原付バイク6,330円)
八戸─苫小牧 片道10,000円(乗船料5,000円&原付バイク5,000円)
苫小牧─大洗 片道25,090円(乗船料13,780円&原付バイク11,310円)

小計 58,820円

宿代が22日間で62,274円だったことを考えると、フェリー代だけで58,820円というのはかなり高いのですが、それでも原付二種ということで、大型バイクなどと比べるとコストは抑えられます。燃費もよくガソリン代も大したことないので、それを考えればいいのかなと思っています。


なるべく海に一番近い道

沿岸ツーリングでは、なるべく海に一番近い道を走るようにしています。
ただそれにこだわりすぎると、たとえば入り組んだリアス式海岸のエリアでは非常に距離が伸びてしまう可能性もあり、また河口が多い場所や湖沼地帯では、橋がなくて行き止まりとなってしまう確率も高く、非常に非効率になります。

なのでそこはフレキシブルに。
可能な範囲内で、海に近い道を選ぶというコースにしました。