<小型バイクでツーリング>北海道一周沿岸ツーリング記

<小型バイクでツーリング>北海道一周沿岸ツーリング記

<小型バイクでツーリング>北海道一周沿岸ツーリング記

赤いクロスカブ(110㏄)に乗って残暑の関東を脱出し真夏の北海道へ!バイク歴1年半の初心者ライダー(♀45歳)が、北海道沿岸ルート約3,000キロを2週間かけてのんびり走ってきました。
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<9日目>稚内→雄武町~最北端・宗谷岬で給油、直線エサヌカ線ではすごいライダーを目撃

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ライダーハウス「漁師の店」でウニと記念撮影した後、最北端・宗谷岬へ。

▼北海道一周ツーリング<9日目>稚内→雄武町(7分35秒)

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・・・走りかけて一個目の信号で気付いた。
肝心のノシャップ岬、行きそびれてるじゃん!と。

慌てて戻って、紅白の派手な灯台に。

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イルカがかわいい。

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稚内・宗谷岬には「最北端のなんちゃら」シリーズが密集している。
ここは最北端マクドナルド。

広い駐車場の一角には記念撮影のための場所も用意されていた。

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そこから北の海を眺めつつ東へ。
ここも直線で気持ちのいい道。普段、前後に飛ばす車がない道ではスピードむしろ落ちるんだけど、ここは気付くと速くなってしまっていたりして慌ててスピードダウン。

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右手に丘陵が見えてくると宗谷岬は近い。
この丘の上にも、眺望抜群で快適な道があるらしい。

ただ宗谷岬に近づけば近づくほどガスってきたので今回は立ち寄らないことにした。

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そして白く霞んだ世界を走っていると突如大量のバイクと人。
いつの間にか宗谷岬の駐車場に辿り着いていたのだ。

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最北端。
北海道一周ツーリングの中間点とも言える宗谷岬。

それにしてもあれです・・・寒い。

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間宮林蔵。

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記念撮影。

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宗谷岬の公園のすぐ隣には「日本最北端給油所」がある。

給油すると証明書と記念品もらえるそうなので、ツーリング計画している最中は「宗谷岬に着く頃、ガソリン残り少しになっているよううまく調整しなくちゃな」とか思っていたんだけど、うまい具合にレッドゾーン近くまで減っていた。

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証明書とベビー帆立の貝殻で作った記念品。

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そしてここからは「南下」が始まる。

北海道はどこもそうなのだが、このエリアは特にライダーが多く、かつ高い頻度で挨拶しあう。自分はタイミングうまくあわず、ついつい後から挨拶になってしまっていたけど、一瞬すれ違うだけなのに不思議な仲間意識が芽生える。

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睡魔にも襲われにくいし、何より楽しい。

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そしてエサヌカ線に!
道道106号線同様、何キロにも渡って電柱もガードレールもない、直線道路だ。

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エサヌカ線に入ってすぐの頃、遠くから近づいてくる対向ライダーに何気なく目をやって度肝を抜かれたことがある。

かなり遠方からの写真なので見づらいかもしれないが、拡大するとわかる。

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なんとバイクのステップに立ち上がった状態で、両手を頭の上に伸ばして手を振っているのだ。しかも一瞬ではなく、かなり長い間この姿勢だった。

びっくりして、どうリアクションすればいいかわからず。
いやー、すごいなあ。

この後も何度か両手で手を振ってくれるライダーさんに会ったが、エサヌカ線で見たこの人が一番すごかった。

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記念撮影。
さえぎるものもない直線道路は、前後見渡せばしばらくは車もバイクも来ないこと確認しやすいので、停車しての撮影も安心してできる。

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気持ちいいし♪

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ヘルメットの下で「いえーい♪」とか叫びたくなる道。

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舗装していない道もちょっとある。

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エサヌカ線満喫した後は再び国道に戻って走行。
日本海側にももちろん北緯45度地点があり、記念モニュメントも。

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後ろからバイク2台近づいてきたので左に寄ると、一台目のバイクが追い越した後めいいっぱい手を振ってくれた。

そこまで手を振らなくても・・・と思ったのだが、二台目の人も追い越した後振り返って手を振ってくれ、気付いた。同じライダーハウスに泊まっていた人達だ!!!

きっと後ろから見て、私に気付いたのだろう。
連絡先交換もしてないし、スピードも違うのでもう会うこともない人達なだけに、ハッピーでちょっと切ない気持ちになる。

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その後自分は海沿いに出て、日の出岬キャンプ場へ。
目の前に日本海が広がる高台で、3日前に泊まったみさき台公園キャンプ場同様、開放感たっぷりだ。

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風が急に強くなる可能性もありそうなので、フライのロープもやや広めに張って設営完了。

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再びバイクに乗ってちょっと戻り、ホテルの温泉へ。
日本海が目の前という眺め抜群の温泉を堪能した。

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そして日帰り入浴時間が終わるまで、休憩室でもろもろ充電しながら、写真整理など。

キャンプツーリングは電源確保の問題があるが、こうした温泉施設が近くにあるところなら全く問題ないし、快適だ。

▼北海道一周ツーリング<9日目>稚内→雄武町(7分35秒)