北海道一周ツーリング装備
ツーリングに限らず、旅行・キャンプ等の持ち物一覧は荷造りを始める前にまずリスト作成をします(EvernoteというPC・スマホで利用できる無料アプリを利用)。それを印刷し、チェックつけながら荷物を詰め込んでいきます。
そうすると次回ツーリング時や旅行時にも、そのリストを元にして追加削除すれば、毎回悩む必要もなくなります。今回も前回の東北沿岸ツーリング時の装備リストをベースに作成しました。
ツーリング装備一覧
■キャンプ用品
- テント
- 寝袋
- 寝袋カバー
- シーツ
- マット
- ブルーシート(グラウンドシート用)
- 折りたたみ椅子
- ランタン
- ヘッドライト
- アーミーナイフ
- 防災用折り畳み防寒シート
- 虫除けスプレー
- 殺虫剤
- 予備電池(単三)×2
- カップ←使わず
■衣服
<出発時着用>
- 夏用バイクジャケット
- Tシャツ
- ズボン
- 靴下(厚手)
- 下着1組
- UVフェイスマスク
- 膝プロテクター
- バイク用ブーツ
<着替え&寝間着>
- 長袖綿シャツ
- タンクトップ
- 寝巻き用Tシャツ
- 寝巻き用ズボン
- 下着1組
- 靴下(厚手)
- レインスーツ上下(ゴアテックス)
- 履き替え用の折り畳みスニーカー
- 薄手ダウンジャケット
- 帽子
- バンダナ
- 厚手ジャケット←使わず
- 保温長袖シャツ←使わず
- 保温タイツ←使わず
■バイク用品
- ヘルメット(フルフェイス)
- グローブ
- 冬用グローブ
- ビニール手袋(雨天時に重ね装着するため)
- 予備のナット・ワッシャー
- 携帯工具
- ガソリン携行缶+ジップロック袋
- 荷台用ネット大+カラビナ4個
- 荷台用ネット中
- 荷台用ネットのフック8個←使わず
- 荷台用ロープ(長)←使わず
- 荷台用ロープ(X型)←使わず
- ナンバーキー付きワイヤー←使わず
- ナンバーキー付きチェーン←使わず
■デジタル機器
- パソコン+ACアダプタ
- 携帯用マウス
- デジカメ+予備バッテリー+充電器
- GoPRO+予備バッテリー+充電器+予備貼付台+予備ヘルメットベルト
- 外付けバッテリー+充電ケーブル
- スマホ+スマホ充電ケーブル
- 二又
- 有線LANアダプタ
- スマホ防水ビニール
- 予備SDカード&カードリーダー
- イヤフォン
- USBメモリ
■洗面用品
- 洗顔料
- ボディソープ
- シャンプー&リンス
- 歯ブラシ&歯磨き粉
- お風呂グッズ用バッグ
- 身体洗い用タオル
- 衣類用洗剤
- 洗濯バサミ×2
- フェイスタオル×2
- 爪切り・耳掃除
- 日焼け止め
- メイク用品+化粧水
- 使い捨てマスク
- ウエットティッシュ
■日用品
- ビニール袋(大、中、ジップロック袋)
- ビニール紐
- 養生テープ
- 絆創膏
- A4用紙
- 筆記具
- 手帳
- ツーリングマップ
- ガイドブック
- 名刺
- バイク&ボックス&チェーン鍵の予備
- ミニバッグ
- フェリー乗船用紙(行きの分)
- 折り畳み傘
- 温度計
アクションカメラ
次から次に絶景が展開するのが北海道ツーリング。
でもいちいちその風景を記録するため、バイクを路肩に停めて撮影をしていたのでは前に進めません。なので私は、ヘルメットにアクションカメラを取り付け、ツーリング中は5秒に1回撮影するコマ撮り設定にしています。
写真なら動画と違って、見たいシーンだけをピンポイントで見ることができますし、ファイル容量も重たくなりすぎません。
使っているアクションカメラは「GoPRO」です。
2022年時点での最新バージョンは「GoPro HERO11」でお値段もかなりしますが、一台あれば結構長い間使えるかなと思います。私はGoPro HERO7をもう何年も使い続けています。
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キャンプ用品
テントは1~2人用のモンベル・クロノスドームです。
2人用とありますが、実際は1人利用が適当だと思います。設営が非常に簡単で早ければ5分ほどで完了。細部まで非常に工夫されて作られており満足しています。
サイズ:長さ約230cm×幅130cm×高さ105cm
収納サイズ:本体約17cm×17cm×35cm/ポールバッグ約6×6×44cm
重量:本体重量約2180g(ペグ張り綱スタッフバッグ込約2430g)
北海道についてからホームセンターで購入したブルーシート(200円弱)をグランドシートとして使いましたが、その後専用のグランドシートを購入しました。やっぱり軽くて使い勝手もいいです。
寝袋も同じくモンベル製です。
私が購入したモデルは既に終売ですが、↑例えばこの寝袋のように500g前後/コンフォート温度4度・リミット温度-1度くらいのものを買っておくと、ツーリングではかなり長く使えます。
今回の北海道一周沿岸ツーリングでは15度を下回ったことはなかったですが、少々冷え込むかなという時には、寝袋カバーを重ねて利用しました。
ちょっと暑苦しい時もあり、その時には寝袋のファスナー全開にし、シーツだけ上にかぶって寝ました。
モンベルの他、ハイクオリティなナンガの寝袋も人気です。
シーツは、寝袋が寝汗吸い過ぎないよう内側に敷こうと思って持参したものですが、実はライダーハウスで大活躍でした(布団・毛布など用意されているところもあったので)
今回のツーリング用に新たに購入したのはマット。ロール収納のウレタンマットは持っていたのですが、蛇腹に折りたためるこの製品のほうが、箱(リアケース)上にネットで固定するのに便利だと思ったからです。
寝心地は悪くなかったのですが、ライダーハウスで知り合った人が使っていた、非常にコンパクトに収納できる自動膨張式のマットを次回は持って行こうかなと思っています。
折り畳み椅子は軽量コンパクトな三脚チェアを愛用しています。
背もたれ付きの折りたたみ椅子も持っていますが、組み立てなくてもすぐ座れるほうが個人的には好きです。それほど長時間座りっぱなしで過ごすこともないので。
虫よけと殺虫剤を持参しましたが、テントの外にいる時間はほとんどなく、またテントの開け閉めもさほどなかったので、どちらもほとんど使わずに終わりました。
衣服
今回さんざん悩んだのはジャケットです。
夏の北海道を一周しようと思うと、場所による気温差が半端ありません。
自分が回った時は、積丹半島では一時的に30度前後になったこともあり、宗谷岬や根室では15度も経験しました。
そんなわけで、夏用ジャケットと冬用のジャケットを両方持参したのですが、寒い時は夏用ジャケットの上にゴアテックスのレインスーツを着込んでいたので、冬用を使うことはなく、結局稚内から自宅に送り返しました。
膝のプロテクターはデイトナ製「ニーインナープロテクター」です。
現在はもう終売になっているようですが、RSタイチから同じようなものがでています。
合計4回ほど転倒しましたが(ダート2回/強風2回)、身体はまったく無傷なのでやはり装着しておいてよかったなと思っています。
バイク用品
今回初めて、ヘルメットの内側に装着するスピーカーを利用しました。無線にはせず有線のものです。長時間のソロツーリングなので、音楽を聴きながら・・・ということも結構ありました。
また札幌や苫小牧市内などでは、Googleマップのナビ音声を聞くのにもこれを。本当に便利でした。
襟裳岬でチェーンが外れてしまった時に使った携帯工具は、Amazonで送料込235円という激安商品です。作りは正直それほどよくないですが、チェーンカバーをはずすくらいなら問題ありません。
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ただチェーンの緩みを直すにはこれではダメなので、次回はもちょい追加をしていこうと思います。
積載
バイクには30Lのアイリスオーヤマ箱を取り付けています。
キャンプをしなかった東北沿岸ツーリングの時にはこれだけですべての荷物を収納できたのですが、今回は溢れてしまったので、防水バッグを買い足し、さらにネットを大小2つ購入し、箱の上にマットなどを、そして箱の手前に防水バッグを固定できるようにしました。
箱に取り付けたフックはこれです。
上の写真では、ネット購入時に付属されていたフックを使っていますが、少々大きすぎて途中で外れてしまいそうな気もしたので、小さなカラビナを4個買ってそれでカーゴフックに取り付けました。
背中に防水バッグが当たるのがちょっと落ち着かなかったので、次回は50Lくらいの箱に付け替えようかなとも思っています。ただ今以上に前後バランスが悪くなってしまうのがちょっと心配。あと風抵抗もどうかなと。箱問題はもう少し悩みそうです。
荷物はこのお買い物バッグに入れた後、箱に入れました。
これはスーパー買い物時にレジでカゴにセットすると、清算終了後にカゴからスーパーの袋に移す手間が省けるというもので、大きさ的にアイリスオーヤマ箱にもぴったりでした。上はメッシュのカバーが付いていて、紐できゅっと絞る方式。
薄手ですがそこそこは頑丈で、キャンプ場で荷物をすべてテント内に運ぶのも楽ちんでした。
持っていくべきだったもの
- チェーンオイル
- 工具(チェーンのたるみ調整するため)
- ヘルメットシールド撥水スプレー
- 大容量のモバイルバッテリー
知識不足で、たるんでしまったチェーンの調整方法も知らずにツーリングに行ってしまいました。次回はちゃんと工具も持っていって途中で簡単なメンテはしようと思います。
ヘルメットのシールドの撥水スプレーは必要でした。
出発前には吹きかけていったものの、虫もたくさん飛び込んでくるので掃除しているうちにすぐ効果なくなってしまい。
またキャンプで充電ができない日が続いたときでも、複数のモバイル機器を充電できるよう、大容量のモバイルバッテリーを持っていくべきでした。バイクからも電源取り出しできるようになっているのですが、GoPROとスマホ両方の充電はできませんでした。