アクションカメラ「GoPRO」でツーリング風景を撮影
「GoPRO(ゴープロ)」は、世界的にも非常にシェアが高いアクションカメラです。
テレビでタレントさんがバンジージャンプなどする時、ヘルメットに小型カメラをつけたりしていますが、その多くはGoPROです。
スノーボードやサーフィンなどスポーツ時に使われることが多く、バイクや自転車の世界でも愛用されています。
2022年10月時点の最新モデルは「GoPRO HERO11」です。
私が北海道沿岸ツーリングで使っていたのは「HERO3」ですが、それより格段に手振れ防止性能などが向上しました。バッテリーは複数個必要です。
動画撮影が一般的な使い方ですが、自分は動画では撮らず、5秒に1回撮影するいわゆる「コマ撮り」です。
- 動画で一日中撮影しているとファイル容量が大変なことになる
- 動画だと、録画時間以上の編集時間がかかる
- 写真として利用したい場合、コマ撮りなら便利(キャプチャが不要)
コマ撮りだと、例えば5時間走った場合には
12×60×5=3600枚
3600枚の写真ファイルができあがります。
それを、GoPRO付属ソフトや一般の動画編集ソフトに投げ込んで書き出せば、パラパラ漫画のようなショートムービーができあがります。
例えば、路肩に停車してしばらく地図を見ているときなど、編集時にその部分はカットしたいという箇所がでてくることもあります。動画で撮っていると、頭から再生して中身を確認しないと、どこがカットすべき個所かわからないのですが、コマ撮りの場合、写真のサムネイル一覧をざっと見れば、明らかに走行中じゃないだろう写真の塊が見えてきます。その部分の写真を削除すればいいだけなのでとても簡単。
丁寧にやっても1時間ほどあれば、一日分のツーリング記録の動画編集は完了します。
普段GoPROやビデオカメラで動画を撮る機会も多いのですが、一度撮ったものを何度も見ることはあまりありません(頭からじっくり再生する時間がない)。でもコマ撮り写真は結構何度も見たりします。
ブログ記事にするなど、走行中写真としても活用できて便利です。
解像度は高く、なかなかきれいな写真が撮れます。
上の写真をクリックすると、元画像が開きます。
設定で一番低い解像度にしていますが、それでも2560ピクセル×1920ピクセル。かなりきれいです。
ツーリング途中に感動風景に出会えても、停車して写真撮影できる場所とは限りません。またいちいち停まるのも面倒だったりします。そんな時このGoProがあれば、走っている時に見た風景を5秒に1回記録してくれるのです。
あとで見直していると、ツーリング途中には見落としていた景色に気付くこともありますし、忘れていた出来事を思い出すこともあります。
ヘルメットにGoProカメラを取り付けるのは最初ちょっと人目が気になり恥ずかしいものですが、慣れたら意外と大丈夫です。バイクに取り付けたり、胸に専用ベルトで取り付けるなど方法もいろいろありますので、興味ある方はぜひ一度試してみてください。