<小型バイクでツーリング>日本海沿岸ツーリング

<小型バイクでツーリング>日本海沿岸ツーリング

<小型バイクでツーリング>日本海沿岸ツーリング

沿岸ツーリングもこれがラストステージ!小型バイク「クロスカブ」に乗って山口県下関市を出発し、日本海側の沿岸を東進北上し青森県八戸市まで23日間で3,714キロを走りました。
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東九フェリーで東京・有明から北九州・新門司港まで

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関東以西の沿岸ツーリングでは毎回お世話になっている「オーシャン東九フェリー」。東京・有明を出航した後、四国の徳島を経て北九州新門司港に至る長距離航路。今回もスタート地点の下関まではこれだ。
もろもろの事情でスタート日を前倒ししたため、チケットも予約せず有明に直行してしまったが、人もバイクもちゃんと空きがありホッと安堵。

ちなみに上の写真は有明の「東京港フェリーターミナル」。
日没時間より40分も早い18:20なのだが、本州に近付いている台風の影響で空の色がとっても不穏。

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東京発は19:30。
翌日午後に徳島港に着き、新門司港到着は2日後の早朝5:20予定。

バイクも少ない。

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学校はもう夏休みに入っているが、まだ本格的な帰省・夏季休暇シーズンにはなっていないのだろう。船内に乗り込んでも人は少な目だった。

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台風で「動揺」が予想されるというアナウンスが何回も流れたが、見渡す限り船に乗り慣れていそうな人ばかりで、余裕の表情でビールなどを飲んでいる。

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席は二等。
といっても最新のフェリーの二等はこんな感じの二階建てブースになっているところが多く、カーテンも閉めてしまえばほぼプライベート空間になる。

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そしてこのちょっと狭めのカプセル的空間は、狭所が苦手という人でなければちょっとワクワクもしたりする。今回は船に持ち込む荷物をちゃんと仕分けする余裕もなく、キャンプ・バイク道具以外が入った袋を丸ごと持ち込んでしまったが、それも特に他の人の通行の邪魔になったりしないのがうれしい。

女性専用の部屋で、自分以外には1人で来ている人が1人と、あと小さな子供とママさん×2組。さらに上のベッドは空だった。

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翌日は台風の影響も去り、見事な青空が広がった。
暑すぎるというか、船内で洗ったシューズを乾かしたくてデッキに行ったのだが、日差しが強すぎて靴が乾く前に私が真っ黒になりそうなほど。

フェンスが妙に高いなあと思っていたのだが、その説明もあった。

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自殺防止か!!!

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靴は結局、風で飛ばされることがないようひもで縛ってビニールの上に乗せた状態で置き去りにすることに。こうしておけば、船上でうっかり自殺騒動を巻き起こしてしまうこともないだろうなあと。

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フェリーからの日没。
缶ビールを一杯飲みながら、日本海に沈む夕陽を思い浮かべて。