沖縄本島沿岸ツーリングの装備
毎回沿岸ツーリングの出発前には持ち物リストを作成し何度か練り直し、帰宅後には次の沿岸ツーリングに備え、「本当は必要だったもの」「持参したけど使わなかったもの」「持参方法の改善」などを書き加え、持ち物リストをアップデートしてきました。
だた今回の沖縄本島一周沿岸ツーリングでは「現地でバイクを借りてまわる」という、今までとは全く違う条件が加わったため、持ち物リストも大幅刷新が必要となりました。
レンタルバイク+キャンプ
今回は「行先は沖縄本島」「現地までは飛行機で往復」のため、自分のバイクは諦め現地でレンタルバイクを借りることに。そのため装備にも今までと違う条件が加わることになりました。
- バイクの積載量が限られているので荷物を減らす
- 小さな荷台にも詰めるスタイル
- 最悪自分で背負ってもいけるようにする
普通に宿に泊まる前提なら何も問題ないのですが、泊まりたいキャンプ場がありテント泊することになったので、どう荷物を減らすかが大きな課題となりました。
結果はこんな感じ。
バッグは、背中部分が全開となり荷物の出し入れがしやすい「かわるビジネスリュック」。スクエアな形状ゆえ見た目以上に収容力が高いのも特徴です。
テントは省略し、3mx3mで非常に薄い「DDタープ」を新たに購入し、それとポールでタープ泊することにしました(別記事参照のこと)。
「これ全部入るの?」
とパッキング得意な自分も半信半疑でしたが、レインスーツやマットなど袋から出してなるべく平らに畳むなどしたところ・・・
寝袋と保温ポット以外、すべてリュック一個に収まりました。
ダウンの寝袋は軽いのでリュックにカラビナで吊り下げることもできますし、ツーリング中はバイクのシート下に格納することもできます。
■キャンプ用品
- タープ(DDタープ/3x3m/スーパーライト)
- グラウンドシート(モンベル/122cm×222cm)
- ロープ(6本/1m・3m・5m)
- ペグ(10本)
- ポール(DODアンコウスタンド)
- 折りたたみ椅子(小)
- 吊り下げランタン
- エアーマット
- 寝袋(モンベル)
- カップ(スノーピーク・チタンダブルマグ 300)
- メスティン(トランギア)
- ミニ五徳(DAISO)
- 固形燃料(現地調達)
- 塩・胡麻
- 珈琲・紅茶
■衣服
<出発時着用>
- バイクジャケット
- 長袖シャツ ×1
- バイク用パンツ
- 靴下(厚手)
- UVフェイスマスク
- 靴
- ウエストバッグ
<着替え>
- 薄手パンツ
- 寝巻き用Tシャツ&短パン
- 綿パーカー
- 下着替え
- 靴下×1
- レインスーツ上下(防寒着を兼ねる)
- 帽子
- バンダナ
- ビーチサンダル
- 水着
■バイク関連用品
- ヘルメット・ヘルメット収納袋
- グローブ
- 荷台用ネット×1(大)+S字フック(含む予備)
- 荷締めベルト
- 夜間走行用反射板バンド(簡易)
- バイク用スマホホルダー
- パソコン+ACアダプタ(Surface Pro7)
- スマホ・スマホ充電ケーブル(長短各1本)
- GoPRO+予備バッテリー×5+充電器
- GoPRO取付アダプタ
- 予備SDカード
- 外付けバッテリー(大)+充電ケーブル
- 二又&USB充電アダプタ
- USBメモリ
■洗面用品
- 身体洗い用タオル
- 衣類用洗剤(粉末)
- 洗濯ばさみ×2
- 化粧水
- 日焼け止め
- 洗顔料
- シャンプー・リンス
- 歯ブラシ&歯磨き粉
- フェイスタオル×1
- 手ぬぐい×1
- 保温ポット
- 手帳&文房具
- ツーリングマップる(紙版切り抜き)
- ツーリングマップる入れるビニールフォルダ
- クリアファイル(レシート等用)
- 名刺
- ビニール袋(中、小・ジップロック袋)
- 絆創膏
- 紐・養生テープ
- 折り畳みリュック
リュック一個に詰めネットで固定
実際にバイクに積んだ写真がこれです。
パンパンなままだとリュックにも負担かかるかなと思い、エアマットも取り出し、お買い物バッグにリュックと寝袋・マットを入れ、それをネットでスクーターに固定しました。
Dio110の荷台は小さく、半分以上シートにかかってしまっていますが、シート下には夜まで取り出し不要なものしか入れていないので問題ありません。貴重品やカメラバッテリーなどは、小さな折り畳みリュックに入れ、ハンドル下のフックに引掛けて足元に置きました。
お買い物バッグは持参して正解。
雨で濡れたものが多い時などは荷物も膨らみますし、途中で食糧を買った時も、リュックだけでは対応しきれなかったので。このお買い物バッグはスーパーの買い物カゴサイズで上部がメッシュになっており、紐できゅっと絞れるので、荷物のこぼれ防止にもなりました。
帰途は現地から荷物を発送
行きは航空会社の受託手荷物で運びましたが、帰りはレンタルバイクを返却する前にヤマト運輸の配送センターに立ち寄り、丸ごと発送しました。
受託手荷物のほうが料金的には安いのですが、成田空港からバスや電車に乗って帰ることを考えると、キャスターもついていない荷物を背負って移動するのは腰にやさしくないと考えたからです。
また荷物を現地発送することで、沖縄野菜をたっぷり買って帰ることもできました。
飛行機ではヘルメット機内持ち込み
ちなみにちょっと悩んだのが「ヘルメットの運び方」です。
今回買ったばかりの新しいSHOEIのヘルメットを持参することにしました。
飛行機で預ける荷物は衝撃が加わってしまう可能性大なので、よほどしっかり梱包するのでないかぎり、ヘルメットは機内持ち込みで運ぶ以外ありません。
「かわるビジネスリュック」は機内持ち込み可能なサイズで、従量的にもピーチ既定の7キロにぎりぎり収まりそうでしたが、ヘルメットを加えればサイズも重量も確実にオーバーします。
「ヘルメットは着用している服の一部」
とかぶっていくことで、機内持ち込み手荷物はバッグひとつということにならないかなあと、同じことをトライした人がいないか検索しまくったのですが、見つかりませんでした。
空港でダメもとで聞いてみたところ、やはりヘルメットもしくはバッグのどちらかを預けなければ駄目だとのこと。なのでバッグのほうを預けました。
ちなみに・・・
●航空機にヘルメットを機内持ち込みできますか国内線・国際線ともにヘルメット... - Yahoo!知恵袋
バイク用や作業用の一般的なヘルメットを持ちこむことは問題ありません。 「ヘルメットに限らず「機内持込許容数・許容サイズ・許容重量」の影響は当然受けます」という回答がありますが、1個のヘルメットを頭にかぶっていれば荷物とはみなさないのでサイズ・重量は問われません。
なんていう意見もありました。
この回答が正しいかどうかは不明ですが、「かぶっているんだから荷物じゃない」とごねると通してくれる可能性もあるのかもしれません。
他の時期なら軽く試してみたい気もしましたが、ただでさえ新型コロナ情勢下で大変な時にそんな面倒くさい絡みをして迷惑をかけてもいけないので控えました。
誰か「ヘルメット、かぶっていればOK」なんていう経験をお持ちの方いたら、是非教えてください。