<小型バイクでツーリング>東海道沿岸ツーリング記

<小型バイクでツーリング>東海道沿岸ツーリング記

<小型バイクでツーリング>東海道沿岸ツーリング記

110ccの小型バイク「クロスカブ」で日本一周!を目的に、毎年ひとりで「沿岸ツーリング」をする40代♀の管理人。今年は茨城・鹿島港から房総半島・伊豆半島・東海道そして紀伊半島をまわり大阪・神戸までの約2400キロを走りました。宿場町の風情残る街道や半島の入り江風景を堪能♪
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地図&ナビ

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「え、いまだに紙の地図使ってるの!?」
と驚かれることもありますが、デジタル時代でもスマホナビ時代でもライダー必携の地図が昭文社の「ツーリングマップル」。

ツーリングマップル

道の駅などの駐車場では、よくこの地図を見ているライダーさんと出会います。ツーリング中の人は相当割合でこの地図を持っているんじゃないでしょうか。北海道のライダーズハウスでは、「〇ページの右側の・・・」など、ページ指定で情報交換がなされていたりします。

ツーリングに欠かせない理由は何といっても・・・

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地図にびっしり書き込まれたこの情報。
観光スポットにグルメ情報、ライダーにおススメの宿や温泉も。とりわけ「フラットな海岸道路で太平洋が美しい」「大自然のスケールを全身で感じる断崖路」など、道そのものの情報はツーリングマップル以外では得られません。グルメ情報も外れなし。

ただ本のままだと、宿で読むことはあってもツーリング中はせいぜいドライブインでの昼食時に見るくらいとなってしまいます。沿岸しか走らない自分にとって一冊の中で必要なページはわずかしかなく、荷物もなるべく減らしたい。

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ということで、私は毎回、沿岸ツーリングで実際に走るページだけを切り取って持参。その日に走るページをクリアファイルに入れ、クロスカブのハンドル下のポケットカゴに入れています。

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これなら、ポケットカゴから飛ぶこともなく雨の日もOK。コンビニの駐車場などに入ってさっと見ることもできますし、ランチ時なども丸めてポケットに入れて持参でき身軽です。

今回ひとつ失敗したのは、関東・甲信越版しか準備していかなかったことです。「浜名湖から先は途中で買えばいいや」と思っていたのですが、本屋さんに必ずしもあるとは限らず。さらに浜松で「中部・北陸版」を購入したのですが、開いてみてびっくり。

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なんと東京から三重までをカバーしているのです。

「これだったら、2014年版の少し古い関東甲信越版でなく、これを最初から使うべきだった」

さらにもうひとつ失敗が。その時買うべきは「中部・北陸版」ではなく「関西版」でした。
「中部・北陸版」は、三重県までしかカバーされていないので、わずか2日ほどでお役御免となってしまいました。やむなく和歌山県に入ってから関西版を購入したのですが、こちらは渥美半島から淡路島、そして四国の香川・徳島までカバーしていたのです。

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過去の東北・九州・北海道沿岸ツーリングでは、一冊ですべてカバーされていたので、本州のツーリングマップルがこんなにもエリア重複していることに気付いていませんでした。

Amazonなら、表紙裏の索引図も見ることができるので、複数エリアにまたがったツーリングの際には、各地図のカバー範囲をしっかり確認してからがいいかもしれません。

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私も次回からは、「ツーリング途中で買おう」などとせず、最初に全部用意しようと思います。そうすれば必要なページだけ切り取って持参でき、荷物のコンパクト化にもつながるので。

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ちなみに一度切り取った地図は、もちろん使い捨てではありません。
こんな感じでページ順に並べて袋に入れて保管し、必要な時には必要なページのみ持ち出します。

雨が多かったため少し濡れてしまったページもありますが、そのしわしわもまたツーリングの思い出。


ルート検討や走行距離測定、走行時のナビはGoogleマップ

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一方、ルート検討時や走行時のナビにはGoogleマップを活用。
「マイマップ」を作成し、「ルートを追加」機能でルートを書き加えていきます。さらに訪れたいスポットや、宿の候補先なども「マーカーを追加」を使って地図上に足していけば自分だけのツーリングマップの完成。

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「ルートを追加」は、始点と終点を指定してその間の最短ルートを地図に追加する機能ですが、ドラッグでルートを変えることができるので、より沿岸に近い道へと変更することができます。上記画面の白い点の設定上限数が決まっているためある程度大まかなルートになってしまいますが、それでも距離とおおまかな走行時間が見積れるので非常に便利です。

また走行中のナビとしても利用しています。地図をいちいち見る必要がないよう、Bluetoothオーディオアダプタとヘルメット内スピーカーを組み合わせ、右左折などは音声で確認しています。海沿いの道を走るだけなのでそれほどナビに頼る必要はないのですが、目的地がある場合や、都市部の湾岸ルートを走る時などは車線変更も迷わずに済むので、本当に重宝しています。