<小型バイクでツーリング>東海道沿岸ツーリング記

<小型バイクでツーリング>東海道沿岸ツーリング記

<小型バイクでツーリング>東海道沿岸ツーリング記

110ccの小型バイク「クロスカブ」で日本一周!を目的に、毎年ひとりで「沿岸ツーリング」をする40代♀の管理人。今年は茨城・鹿島港から房総半島・伊豆半島・東海道そして紀伊半島をまわり大阪・神戸までの約2400キロを走りました。宿場町の風情残る街道や半島の入り江風景を堪能♪
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はじめに

写真(バイクと管理人)

はじめまして。
管理人の和田です。


このサイトについて

当サイトは、管理人が2017年8~9月に茨城・鹿島港から神戸までの海沿いを小型バイクで走る沿岸ツーリングを行った際の体験記をもとにまとめたものです。

管理人の日々のレポートが中心になっていますが、事前計画や装備、宿泊した場所、快走ルートや絶景スポットなどテーマごとにもまとめてみました。今後同じようなコース・スタイルの沿岸ツーリングを企画する人の参考情報のひとつになれば幸いです。

なお、当サイト上に記載している料金などの情報はすべて2017年時点のものです。最新かつ正確な情報はご自身で確認いただけたらと思います。


管理人&ツーリングスタイル

写真(バイクと管理人)

名前 和田 亜希子
年齢 47歳
居住地 千葉県香取市/東京某所の二拠点生活
好きな飲み物 ビール
好きな場所 心地よい風が吹く場所

●詳細プロフィールはこちら(WADA-blog)

ひょんないきさつから普通二輪の免許を取ったのが2013年1月、42歳の時でした(レポートはこちら)。その後一年間の中国滞在を経て、翌年2014年3月にホンダ・クロスカブ(原付二種/110㏄)を購入。

2014年9月には東北太平洋側沿岸のツーリングを、2015年8月には北海道一周沿岸ツーリングを、そして2016年8月には九州一周沿岸ツーリングを実行しました。

最終目標は、この赤いクロスカブで離島を除く日本沿岸一周を行うこと。おそらくコンプリートに7年を要するだろう計画です。

ツーリングの基本スタイルは「沿岸」「ソロ」「のんびり安全」です。年一回に2~3週間のソロツーリングをする以外は、近所のコンビニや郵便局に行く足としてバイクに乗るだけ。40代で免許をとっており経験値も少ないので、スピードは出さずのんびり安全第一で。必然的に他の人のペースに合わせずにすむソロでのツーリングとなっています。

第二回の北海道以降テントも持参していますが、これはお盆時期など仮に宿がとれなくても何とかなるようにです。宿を事前に予約してしまうと、無理してでもそこまで走ろうとしてしまいがちですが、キャンプ道具を積んでいればその点安心です。今回は3回テント泊をしました。キャンプなんて大学生以来ほとんどやったことありませんでしたし、ひとりでテント泊なんてのは北海道一周沿岸ツーリングが初体験です。バイクがきっかけで、いろいろ新体験も増えています。


なぜ沿岸ツーリング?

沿岸ツーリングにこだわっている理由は主に3つあります。

<1.海辺が好き>

ひとつは、海辺で生まれ育ったため、海が視界のどこかに入っている風景というのはとても落ち着くのです。入り江風景も広い砂浜も美しく、そして風が止まることなく吹き続ける海岸線は、バイクで走っていても気持ちのいいものです。

<2.線で旅する>

「観光スポットではない場所も訪れる」ということにも意味を感じています。普段はどうしても観光地や絶景スポットを渡り歩く「点」の旅にしてしまいがちですが、せっかく「バイク」という自由自在な移動を可能にしてくれるパートナーがいるのだから、点ではなく「線」のツーリングにしたい。ちいさな漁港もあり入り江の集落もあり、地元の人に愛される海水浴場もあり、かと思うと大きな川の河口では突如大都市に突入する。日本において海岸線は、外の広い世界との接点でもあります。沿岸を無条件に一方向に走っていると、まったく異なる風景が次々に展開しワクワクさせられます。ガイドブックには載っていないマイナーな場所も多く訪れることができます。

<3.ルートで悩まない>

「よし、ツーリングに行こう!」と思っても、どう走るかには無限のパターンがあります。比較的長い日数のツーリングなら、ざっくり計画で走り出すことになりますが、そうすると今度、毎朝「今日どう走ろう」と地図を開きながら考えることになります。もちろんそれこそが自由な旅の醍醐味でもあるのですが、逆もまたありです。つまり「どこへ行こう」と考える必要がない旅です。私がそれを最初に体験したのは、東京から京都までの約500キロを歩いた東海道53次ウォークでした。

すべての半島・岬をまわるわけではないので、毎日プランをたてながら走っていますが、「沿岸を時計回りにまわる」という所与のコアルートがあるので、それほど悩むことはありません。後で「あの場所も行っておけばよかった」と悔いることもまずありません。基本ひと筆書きのルートなので、同じ道を重複して走ることもなく、日々目にする風景は一期一会のものとなります。

なにより、達成感があります。


今後のツーリング計画

2014年 東北太平洋側沿岸ツーリング
2015年 北海道一周沿岸ツーリング
2016年 九州一周沿岸ツーリング
2017年 東海道沿岸ツーリング

この後残っているのは・・・

・四国一周
・西日本沿岸
・東日本日本海側

110㏄では高速を走れないため、東京・大洗からのフェリー便がある「苫小牧」「徳島」「北九州」を起点・終点にしたルートになると思います。まだあと3年はかかりますが、40代の間に「日本沿岸一周」という目標を達成したいところ。

写真(バイク)

ちなみにそんな管理人のバイクのナンバープレートは・・・

ご当地ナンバープレート

50歳にして測量や天文学を学び始め、全国を17年かけて歩き沿岸測量を行い『大日本沿海輿地全図』を完成させた郷土の偉人であり中高年の星、伊能忠敬です。