<小型バイクでツーリング>九州一周沿岸ツーリング記

<小型バイクでツーリング>九州一周沿岸ツーリング記

<小型バイクでツーリング>九州一周沿岸ツーリング記

バイク歴2年半の初心者ライダー(♀46歳)が、赤いクロスカブ(110㏄)に乗って九州へ!総距離3,000キロ以上。2016年4月の大震災&豪雨で被害を受けた熊本・南阿蘇へも足を伸ばし、海岸線を時計回りにぐるり一周してきました。
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はじめに

写真(バイクと管理人)

はじめまして。
管理人の和田です。


このサイトについて

当サイトは、管理人が2016年8月に九州沿岸を小型バイクで一周したツーリング体験記をもとにまとめたものです。

管理人の日々のレポートが中心になっていますが、事前計画や装備、宿泊した場所、快走ルートや絶景スポットなどテーマごとにもまとめてみました。今後同じような九州沿岸ツーリングを企画する人の参考情報のひとつになれば幸いです。

なお、当サイト上に記載している料金などの情報はすべて2016年時点のものです。4月の熊本大分大震災の関係で、復興クーポンや観光施設の入場料無料措置などもありますが、最新の情報はご自身でご確認いただけたらと思います。


管理人&ツーリングスタイル

写真(バイクと管理人)

名前 和田 亜希子
年齢 46歳
居住地 千葉県香取市
好きな飲み物 ビール
好きな場所 心地よい風が吹く場所

●詳細プロフィールはこちら(WADA-blog)

ひょんないきさつから普通二輪の免許を取ったのが2013年1月、42歳の時でした(レポートはこちら)。その後一年間の中国滞在を経て、翌年2014年3月にホンダ・クロスカブ(原付二種/110㏄)を購入。

2014年9月には東北太平洋側沿岸のツーリングを、そして2015年8月には北海道一周ツーリングを実行しました。

最終目標は、この赤いクロスカブで離島を除く日本沿岸一周を行うこと。今年はもともと、関東から東海そして紀伊半島を回って大阪までを走ろうと思っていたのですが、4月の熊本・大分大震災が発生し観光にも影響がでているという報道を目にし、九州一周ツーリングを前倒しで実行することにしました。

ツーリングの基本スタイルは「沿岸」「ソロ」「のんびり安全」です。年一回に2~3週間のソロツーリングをする以外は、近所のコンビニや郵便局に行く足としてバイクに乗るだけ。40代で免許をとっており経験値も少ないので、スピードは出さずのんびり安全第一で。必然的に他の人のペースに合わせずにすむソロでのツーリングとなっています。

前回からテントや寝袋も持参していますが、これはお盆時期に重なるため、仮に宿がとれなくても何とかなるようにです。宿を事前に予約してしまうと、無理してでもそこまで走ろうとしてしまいがちですが、キャンプ道具を積んでいればその点安心です。今回も何泊かテント泊をしましたが、キャンプなんて大学生以来ほとんどやったことありませんでしたし、ひとりでテント泊なんてのは昨年の北海道ツーリングが初体験です。バイクがきっかけで、いろいろ新体験も増えています。


なぜ沿岸ツーリング?

沿岸ツーリングにこだわっている理由は主に3つあります。

<1.海辺が好き>

ひとつは、海辺で生まれ育ったため、海が視界のどこかに入っている風景というのはとても落ち着くのです。入り江風景も広い砂浜も美しく、そして風が止まることなく吹き続ける海岸線は、バイクで走っていても気持ちのいいものです。

<2.線で旅する>

「観光スポットではない場所も訪れる」ということにも意味を感じています。普段はどうしても観光地や絶景スポットを渡り歩く「点」の旅にしてしまいがちですが、せっかく「バイク」という自由自在な移動を可能にしてくれるパートナーがいるのだから、点ではなく「線」のツーリングにしたい。ちいさな漁港もあり入り江の集落もあり、地元の人に愛される海水浴場もあり、かと思うと大きな川の河口では突如大都市に突入する。日本において海岸線は、外の広い世界との接点でもあります。沿岸を無条件に一方向に走っていると、まったく異なる風景が次々に展開しワクワクさせられます。ガイドブックには載っていないマイナーな場所も多く訪れることができます。

<3.ルートで悩まない>

「九州ツーリング」と言っても、どう走るかには無限のパターンがあります。比較的長い日数のツーリングなら、ざっくり計画で走り出すことになりますが、そうすると今度、毎朝「今日どう走ろう」と地図を開きながら考えることになります。もちろんそれこそが自由な旅の醍醐味でもあるのですが、逆もまたありです。つまり「どこへ行こう」と考える必要がない旅です。私がそれを最初に体験したのは、東京から京都までの約500キロを歩いた東海道53次ウォークでした。

すべての半島・岬をまわるわけではないので、毎日プランをたてながら走っていますが、「九州の沿岸を時計回りにまわる」という所与のコアルートがあるので、それほど悩むことはありません。後で「あの場所も行っておけばよかった」と悔いることもまずありません。

なにより、達成感があります。


今後のツーリング計画

2014年 東北太平洋側沿岸ツーリング
2015年 北海道一周ツーリング
2016年 九州一周ツーリング

この後残っているのは・・・

・関東・東海・紀伊半島
・四国一周
・西日本沿岸
・東日本日本海側

110㏄で高速を走れないため、東京・大洗からのフェリー便がある「苫小牧」「徳島」「北九州」を起点・終点にしたルートになると思います。まだあと数年かかりますが、40代の間に「日本沿岸一周」という目標を達成したいところ。

写真(バイク)

ちなみにそんな管理人のバイクのナンバープレートは・・・

ご当地ナンバープレート

50歳にして測量や天文学を学び始め、全国を17年かけて歩き沿岸測量を行い『大日本沿海輿地全図』を完成させた郷土の偉人であり中高年の星、伊能忠敬です。