アクションカメラ「GoPRO」でツーリング風景を撮影
私の沿岸ツーリングの必須アイテムのひとつがアクションカメラ「GoPRO」です。
2014年以降の沿岸ツーリングすべての行程を、ヘルメットに取り付けた「GoPRO」で5秒に1回のコマ撮りをしています。
そうして撮影した膨大な数の写真群は、つなぎ合わせて動画を作成しYouTubeにて公開をしたり、また当サイトや沿岸ツーリング記サイト内のレポートでは走行中の風景の写真を掲載しています。
アクションカメラ「GoPRO」
GoPro HERO7 Black CHDHX-701-FW ゴープロ ヒーロー7 ブラック ウェアラブル
2019年6月時点で最新のGoPROは、上記の「GoPro HERO7 Black」です。私は2018年まで5年間「GoPRO HERO3」を利用していましたが、夜間にかなりぶれてしまうこともあり買換えました。
それまでとは格段に異なる手振れ補正で、バイク走行中に通常の動画を撮影しても非常に安定感のある見やすい映像となります。
ツーリング中の風景は一期一会。
一日中走っていると、記憶がどんどん上書きされ、自分が一体どんな景色の中を走っていたのか、また何に感動したのかなども忘れてしまうことがあります。
動画でも静止画でもいいので、何かビジュアルな記録を残しておけば、それを見るだけできっと記憶が次々とよみがえってくるはずです。時にバイク運転中に気付かなかった新しい発見が見つかることもあります。
コマ撮りの理由
「どうして最初から動画で撮らないの?」
と聞かれることも多いのですが、理由はいくつかあります。
- 長期ツーリングを全部動画撮影するとファイル容量が膨大
- 動画ファイルは編集をするのも手間と時間がかかる
- 記事内で写真として利用するのにはコマ撮りのほうが便利
コマ撮り写真をつなぎあわせて動画にするのはそれほど難しくはありません。
私はAdobe Premiere elementsという動画編集専門の有料ソフトを使っていますが、無料で利用できるソフトもいろいろでています。GoProがユーザに提供している専用ソフトでも確か、同様のことができたはずです。
数時間の動画の中から「不要な部分だけをカットする」編集は大変です。再生しながらその個所を探さないといけないからです。でも静止画であれば、パソコンの画面上に並べたサムネイルをざっくり見て、不要な部分を見つけたらまとめて指定して削除するだけ。私はその方法で、長時間信号で停まっている箇所や、うっかり録画停止し忘れたコンビニ停車中の静止画などをまとめて除去しています。
ブログ記事作成時にも、GoPROで撮影した写真をたくさん盛り込んでいます。停車中にスマホで撮った写真だけを並べるのと違い、より臨場感あるツーリングレポートになり、後で自分で読み返した時の記憶蘇り度も格段に違います。
●【12日目】真っ青な空のもと「しまなみ海道」で瀬戸内海の島々を渡る!これはもー最高!|<小型バイクでツーリング>四国・瀬戸内海沿岸ツーリング記
例えばこのしまなみ海道。
橋の途中など、バイク停車して撮影できるところばかりではありません。そんな時でも、ヘルメット上で5秒に1枚写真を撮ってくれていると思えば、「ああ、この風景を撮影したい!」とじりじりすることもなくなります。
コマ撮りした場合のファイル枚数・容量
5秒に一回のコマ撮り撮影をするとどのくらいの写真枚数・ファイル容量になるか。
例えば最終日は山口県柳井市から九州・新門司港まで走りましたが、枚数とファイル容量はこんな感じです。
走行距離:194キロ
写真枚数:3,552枚
ファイル容量:8.28GB
3,552枚ということは、17,760秒=296分=約5時間です。
バッテリーは全部で4個持参しましたので、6時間くらいなら途中でバッテリー充電しなくても足ります。また足りない場合でも大容量の外付けバッテリーを持参しており、バイク走行中もUSB充電器が利用できるので余裕です。
多めにバッテリーを持参すると、休憩時にバッテリー残量をチェックし、まだ大丈夫かなと思っても早めに交換することができ、「気付いたらバッテリー終わっていた(途中から撮影できておらず)」という残念な事態がほとんどなく気持ち的にも楽です。
なおSDカードは32GBのものを使っていたので、4日もせずに一杯になってしまいます。
私はパソコンも持参しているので、毎晩写真データをパソコンに移していましたが、何かトラブルが発生しデータがすべて消えてしまっては元も子もありません。そんなわけでクラウドにもバックアップしていました。心配な方は最近大容量SDカードも安く売られていますので、少し多めに持っていってもいいかなと思います。