クロスカブをツーリング仕様にプチカスタム
ヘビーにカスタムしている人から見たらごく僅かですが、ツーリング時の利便性・快適度向上のためいくつかオプションをつけるなどしています。
INDEX
ひとまわり小さなシートに変更
まずはシート。
クロスカブのシート高は784㎜で、身長156センチの40代女性にとっては少々高め。信号待ちの時も完全に片足つま先立ちになってしまいます。
そこで、カブパーツ販売で有名な「アウトスタンディングモーターサイクル」、通称「アウスタ」でシートを購入しました。
●アウトスタンディングモーターサイクル「シングルシートS36」
厚みも横幅も純正シートよりひとまわり小さく、足つきはかなり改善されます。
●クロスカブはシート高784㎜~足付き改善のためアウトスタンディング製シートに交換
スマホ充電用に電源取り出し
バイク電源も取り出し、走行中に発電された電気をUSBケーブルでスマホやデジカメなどの充電にも使えるようにしました。
スマホはナビ替わりに使い音楽も聴いているのでバッテリー消耗が激しく、また格安アクションカメラをドライブレコーダー替わりに利用しているため、その給電にも使いたく、計3本のUSBケーブルを同時に使えるサインハウスのキットは非常に便利です。
SYGN HOUSE(サインハウス) バイク用電源供給 パワーシステム 5V6A パワーケーブルキット2
何年も使った後、USBケーブルの先端が錆びてしまい充電がしにくくなりましたが、2りんかんでケーブルだけの販売も行っていました。Amazonでも注文できます。
延長ケーブルもあります。
GoPROは、初期は走行中にこの電源や大型モバイルバッテリーで充電して使い回していましたが、今は一日使い続けることができる数だけバッテリーを追加購入しています。
大型モバイルバッテリーは、テント泊の時にホテル・旅館で充電ができなくなるため、必ず持参しています。
●クロスカブ電源取り出し「サインハウス パワーシステム 5V6A パワーケーブルキット」取付
右側にもサイドスタンド
バイクのサイドスタンドは、通常左側にあります。
クロスカブもそうなんですが、右側にもサイドスタンド取り付け箇所があり、あとから追加することができます。
キタコ(KITACO) サイドスタンド(右側) クロスカブ 676-1436400
●楽天市場で「クロスカブ サイドスタンド 右」関連の商品を検索
これ、何気に便利!
停めたい場所の左側が斜面だったり安定しない場合、あるいは隙間があまりなく左側に倒してしまうと自分が降りられなくなってしまう時などに、右サイドスタンドが活躍してくれるのです。
小物入れにメッシュインナーラック
ハンドル下のメッシュインナーラックは、後から取り付けたものの中で最高に重宝しているアイテムです。クロスカブ専用のもので、元々取り付けられていた「コンビニフック」を外し、その穴を利用して取り付けます。
走行中はここに、財布やカメラを入れたポシェット/ウエストポーチや、ペットボトル飲料、そして必要な個所だけ切り取った地図(ツーリングマップル)を入れています。アクションカメラのバッテリー充電なども、ここに充電器を入れて行っています。
一度取り付けたら「これなしではもう走れない」ほど便利です。
東京堂 クロスカブ(JA10)・スーパーカブ110(JA10)スーパーカブ50(AA04)ミニバスケット ブラック C110MBK
ホムセン箱は穴を開けボルトで固定
ちなみにこれをカスタムとは言わないと思いますが、キャリアに取り付けているアイリスオーヤマのホムセン箱。
簡単に取り外せるようバンドで固定している人も多いですが、自分は駐輪場で丸ごと盗まれても怖いなあと思い、下に穴を開けボルトで固定しています。
底面には制振用のマット。
キャリアの下にステーを当てて留めています。
過去何度か走行中に緩んでナットが落ちてしまったので、現在はこんな感じ。外側の一個を外れにくいものにもしています。
●クロスカブに"定番"アイリスオーヤマ箱「RVBOXカギ付460」をボルトで固定
●クロスカブに「ブラック」のアイリスオーヤマホムセン箱
ヘッドライトはLED化
クロスカブにもともと装着されているヘッドライトは、正直とっても脆弱です。都市部なら問題ありませんが、街灯がほとんどない田んぼ道や山の中では、道がカーブしていても直前まで気付くことができません。千葉の房総半島の山越えでは、路肩の草むらに突っ込みそうになったことが何度も。
そんなわけで東海道沿岸ツーリングに出発する前、専用キットを購入しLED化しました。
スペシャルパーツ武川 LEDヘッドライトキット クロスカブ 05-08-0418
効果は期待以上!
夜間、真っ暗な道でもかなり遠方まで見渡せ、ぐっと走りやすくなりました。
一部、カッターで切り取る作業などもありますが、詳細な説明書がついているので、それを見ながらやれば素人でもなんとかなります。
ダート道も走れるようにアンダーガード
最後にもうひとつ。
必要と言うわけでもなかったのですが、3月に見に行った全日本トライアル選手権の影響もあり、アンダーガードを取り付けてみました。
SP武川 アンダーフレームセット F.RD クロスカブ 06-00-0002
購入したセットはこれです。
「同時装着不可商品:ホンダ純正レッグシールド」とは書かれていますが、実際に装着した人の口コミを見る限り、純正レッグシールドと何ら干渉しないということだったので、それを信じることに。
自分でやる自信がなく、工具も足りなかったので、近くに住むバイクにとても詳しい知人のガレージに持って行って助けてもらいました。結果、フロントカバーの一部をカットする必要はありましたが、ホンダ純正レッグシールドは外す必要もなくスムーズに取付けが完了。
オイル交換の際にはアンダープレート(エンジン下部を保護するアルミ製の板)を取り外す必要がありますが、ダート道でもかなり心強い体制が整いました。
格安アクションカメラをバイクのドライブレコーダー替わりに
万が一の時のため、ヘッドライト上にドライブレコーダー替わりのアクションカメラを取り付けています。以前はリコーのカメラを利用していましたが、2019年から格安アクションカメラ「Apexcam」に。
最新版はこれです。
最近はAKASOのこれも人気のようです。
他にも数多くの中華製格安アクションカメラがありますが、自分がApexcamを選んだ理由はドライブレコーダーモード。起動初期の設定をドライブレコーダーにし、バイク取り出し電源とUSBケーブルでつないでおけば、キーを回して給電がスタートすると自動で録画が始まります。
給電しながら録画するには、側面にケーブル用の窓があるケースを買う必要があります。私は自分で穴を開けて使っていましたが、給電しながら使えるケースもあります。Amazonで「オートバイ用 防水ハウジングケース」などで検索し、購入するカメラに使えそうかどうかチェックしてみてください。
ヘッドライト上部への取付ですが、それほど目立ちません。写真は振動防止のスタビライザー効果があるアダプタを取り付けているので少し前面に出っ張っていますが、今はそれも取り外し、ヘッドライト上部のバーに直接アダプタを付けて装着しているので、よりすっきりしています。
シートにメッシュ装着
シート上に東京堂のメッシュシートカバーを装着しています。
東京堂 シート快適!!ムレない!! カブ50/70/90 シングルシート用 メッシュシートカバー CMSC
自分はひとまわり小さなシートにしているためジャストサイズ。クロスカブ純正のシートだと少し足りないようですが、使うのには全く支障ありません。
これを付けたことで
- 長時間乗っていてもお尻が痛くならない
- パンツの後ろが蒸れずに快適
- 炎天下に長時間停めた後に座っても熱すぎない
メリットがあります。
四国・瀬戸内海沿岸ツーリングの後に購入したため、2019年6月時点ではまだ沿岸ツーリングには使っていませんが、一日中バイクに乗る夏期ツーリングではおそらく相当快適度をアップしてくれると思います。
セリアに行けば、シート型で同様のものが販売されているので、それを巻き付けて使うことも可能とのこと。
+ + +
他にもまた追加したら紹介していきたいと思います。