クロスカブのツーリング荷物積載
これは東海道沿岸ツーリングの際の積載です。
- アイリスオーヤマ「RVBOXカギ付460」(約30L)
- デグナー「スポーツダブルバッグ NB-36」(約28L)
- タナックス「アメリカンツールバッグ3」(約2L)
長期でのツーリング、特にテント泊もする場合にはどうしても荷物が増えてしまいます。どうしたら積載量を増やし、モノの出し入れもしやすい体制を作れるのか。私の沿岸ツーリング時の荷物積載をご紹介いたします。
INDEX
メインはアイリスオーヤマのホムセン箱
メインはアイリスオーヤマの鍵付きの箱。カブ中心にバイクのリアケースとして人気も高い、いわゆる「ホムセン箱」(ホームセンターで売っている箱)です。もともとグレーの箱を使っていましたが、つい先日ブラックカラーも存在することを知り、付け替えしました。
アイリスオーヤマ 職人の車載ラック専用 ボックス 密閉 ハードBOX ブラック/オレンジ MHB-460
- 容量(約) : 30L
- 商品内寸(約) : 360×285×290mm
- 耐荷重(約) : フタ80kg
- カラー : ブラック / オレンジ
本体の上端・下端にそれぞれ四か所に横長の穴があるので、そこにバンドを通して荷台に固定してもいいですし、底に穴を開け、キャリアの裏にステーをあててボルトで固定することもできます。
●クロスカブに"定番"アイリスオーヤマ箱「RVBOXカギ付460」をボルトで固定
●クロスカブに「ブラック」のアイリスオーヤマホムセン箱
3M 反射テープ スタンダード 25mm×1m 赤 R25 RED
箱のフタの縁が赤いのは、3Mの反射テープを貼っているからです。
バイクは、夜間暗い道だと後方からの視認性が落ちてしまいがち。3Mならではの高品質反射テープで少しは目立てるかなというのと、クロスカブの赤黒ツートーンに合わせてみました。フタを開け閉めするレバー部分も同じ色に塗りました。
ちなみに今は同じ3Mの黒い反射テープを使っています。赤よりは反射度落ちますが、夜ライトに照らされるとしっかり輝きます。
箱のフタにフックを付けメッシュ
フタの縁にフックを取り付け、その上にネットを張っています。
タナックス(TANAX)モトフィズ シートフック(4個入り) MF-524
箱に入りきらなかったテントやマットをここに積むこともありますし、一番上の写真のように途中で食料を買い込んだ時などの一時的収納箇所にも。濡れていて箱やバッグに入れたくないものを運ぶのにも便利な場所です。
北海道一周沿岸ツーリングの際はまだサイドバッグがなかったので、替わりに防水バッグをネットでシートと箱の間に取り付けていました。箱の側面に穴を開け、折り畳み式のフックを2個取り付け、ネットを使って固定しています。
タナックス(TANAX) カーゴフック (2個入り) モトフィズ(MOTOFIZZ) ブラック MF-4533
タナックスのカーゴフックは、ナンバープレート上部にも2個とりつけているので、荷物が増えたらネットやロープを使って、箱の後方にもさらに荷物を積むことができます。潰した大きな段ボールを運ぶ際、ナンバープレートに取り付けたカーゴフックとロープを使い、シートとキャリアの上に固定したことがあります。つけておくと便利です。
スーパー買い物かご用のバッグが便利
荷物が多い沿岸ツーリング時に愛用しているのが、この黒い薄手のナイロンバッグです。
エコバッグよりずっと大きく、底のまちが厚めで、かつ上部がメッシュ生地になっており、紐できゅっと絞れるようになっています。
これは何かというと、スーパーでの買い物時にレジかごにすっぽりかぶせて使うというもの。
アイリスオーヤマの30Lのホムセン箱にも実はぴったりサイズ。
宿では、このバッグごと取り出して持っていくことができますし、上部のメッシュ部分をかぶせてフタを閉めておけば、途中での開け閉めで満杯の荷物がこぼれてしまうことを防げます。
ただ素材が薄いので、重たいものを入れて運ぶ時にはやぶれないよう気を付けましょう。
Amazonや楽天で「レジかごバッグ」などで検索すると、同様にアイリスオーヤマ箱にぴったり入るサイズの底が広いバッグがいろいろ見つかります。
デグナーのサイドバッグで容量アップ
積載量アップのため、2016年の九州一周沿岸ツーリング時より、デグナーのサイドバッグを取り付けています。左右両方で約28L。レインスーツなどツーリング途中で出し入れする必要があるものを入れたり、以前は箱の上に積んでいたキャンプ道具を収納することができるようになり、すっきりしました。
スタイリッシュで、赤ラインもバイクと合っていて気に入り、普段の街乗りでもつけっぱなしにしています。バイク後方が少々横に広がってしまうデメリットはありますが、すり抜けなども行わないのでいいかなと。
なお防水ではなく、雨天時には付属のレインカバーを使用する必要があります。
これは沿岸ツーリングとは別の時の写真ですが、キャリアの上に臨時に段ボールや発泡ケースを積んで運ぶこともできるのがサイドバッグのメリット。
ちなみに使い始めて3年程で、日焼けしてややグレー色に変色してきました。
モーターサイクルショーでメーカーの方に相談したところ「染めQ」がいいと言われたので、いつか黒に染めなおしてみる予定です。
同様の製品は、コミネからも発売されています。
コミネのサイドバッグは、拡張ファスナーによって36~58Lまで容量可変なものも。
フタの後ろにメッシュポケットが装備されているなど、細かい部分まで作り込まれています。
工具や携行缶入れにツールバッグ
東海道沿岸ツーリング時から使い始めたのが、クロスカブの「首」に取り付けた小さなバッグ。タナックスの「アメリカンツールバッグ」で、容量は2L。
ハンドルバーに付属のバンドで取り付けています。
ツーリング時にはここにガソリン携行缶を入れており、普段はジップロックに工具や紐、ウエットティッシュなどを入れて収納しています。
防水ではなく鍵もかからないので、大事なものを入れることはできませんが、常時携行しておきたいものを入れておくには便利なバッグです。
頻繁に取り出すものはメッシュインナーラック
格段に便利になったのは、この「メッシュインナーラック」を取り付けてからです。
飲みかけのペットボトルを入れておくこともできますし、お財布やカメラを入れたポーチをここに突っ込んでおくこともできます。
このメッシュインナーラックについては、下記記事にて紹介いたします。
キャンプ用に大容量バッグを購入
実は最近、遂にこれを買ってしまいました。
ご存じの方も多いでしょう、キャンプツーリング用として人気のタナックスのバッグです。
59~75ℓまでの可変で、荷台から簡単に取り外してキャンプサイトに運べます。
沿岸ツーリングでは、途中でバイクを降りて観光することも多いため、「途中で盗難されたら大変」と思い、こうしたバッグは使えませんでした。次のキャンプツーリングで使ってみようと思います。