シェアハウスの種類いろいろ

「シェアハウス生活」というとどんなイメージが思い浮かぶでしょう。

フジテレビで2012年から2014年にかけて放映された「テラスハウス」と答える人が多いかもしれません。20代男女(一部10代)が、湘南のお洒落な家で共同生活をする日常をカメラが追うリアリティ番組。そこで語られる夢や恋愛、居住者間の人間関係など、リアルでキラキラとした青春模様が人気となり、その後続編も登場し映画にもなりました。

●テラスハウス (テレビ番組) – Wikipedia

シェアハウス自体はかなり前から存在し、自分が大学生活を送っていた1990年初頭には外国人留学生のためのシェアハウス仲介会社がありました。ただ一般の日本人のためのシェアハウス物件が一気に増えたのはここ10年ほどのことでしょう。専門の仲介会社もあり、大学生だけでなく社会人も多く住むようになっています。

物件と利用者の増加にともない、シェアハウスの種類も増えています。一体どんなシェアハウスがあるのかは、専門の仲介会社や、多数のシェアハウス物件を運営する会社があるので、そうした企業の公式サイトを見ると理解できます。

小規模・中規模シェアハウス

比較的多いのが、6~8人くらいが同居する小規模のシェアハウスです。マンションや一戸建ての住宅がベースで、そこに各居住者の個室が設けられ、キッチンやお風呂、トイレなどが共有となっています。このくらいの部屋数だと、建物内共有部分の清掃は居住者間で持ち回りで担当する場合や、あるいは居住者のひとりが担当してその分家賃を値引きしてもらうなどが多いようです。

居住者の数も少ないので共同生活感は強くなり、他の居住者がどういった人かということも生活環境に大きく影響を与えます。一方でこの規模であっても「他の居住者とはあまり接点がない」というシェアハウスも結構あるようです。

シェアハウス専門運営会社が管理する物件以外に、起業・投資として個人でシェアハウス運営を始める人も増えています。個性的なシェアハウスも増えている一方、サービスや管理体制などのクオリティはまちまちで、物件選びには慎重さが求められます。

シェアハウス利用者が増えたことで、最初から「シェアハウス用」として建築される物件も増えてきました。古いアパートや利用していない事業用の建物をリノベーションして、10~20人くらいの居住者を受け入れる中規模シェアハウス物件もあります。この規模になると、清掃やその他共有部分に必要なものの補給などは、管理会社側で行うケースが多くなります。シェアハウス初心者の方であれば、中規模以上のシェアハウスのほうが馴染みやすいかもしれません。

大型シェアハウス

さらに数十人、時に百人を超える居住者が生活できる、「大型シェアハウス」も登場しています。「巨大シェアハウス」「メガシェアハウス」などとも呼ばれ、もともと企業の社員寮や保養所などとして使われていた建物をリノベーションしてシェアハウスに転用しているところがほとんどです。この規模だと、施設によっては建物内にトレーニングルームやシアタールーム、ライブラリーなどを備えていることもあり、ラウンジやキッチンなども、同時に多くの人が利用できるよう広いものが用意されています。施設によってはかなり贅沢でお洒落な施設となっています。

私が利用しているのもそうした大型シェアハウス「ソーシャルレジデンス」シリーズで、200人以上の居住者が利用する都内最大級のシェアハウスで暮らしていたこともあります。浴室は社員寮時代に作られた大浴場の他、シャワールームなども用意されていました。

部屋数が多いことから、比較的幅広い世代の人が入居しています。40代以上の居住者も何人かいるところが多く、小規模の物件と比べると人間関係の煩わしさもなく、メイン世代ではない中高年でも比較的住みやすいかなと思います。

個性的なシェアハウスいろいろ

人気が高いのはデザイナーズシェアハウスなどとも呼ばれる、デザインにもこだわったスタイリッシュな物件。また古民家風な建物をリノベーションした和テイストのシェアハウスなどは短期滞在の外国人にも人気です。

外国人居住者の比率が高く、シェアハウス内で国際交流や外国語の実践トレーニングができる物件も人気。大手のシェアハウス検索サイトなど訪れると「国際交流ができる物件」などのカテゴリができています。

他にも「ペット可」だったり、シェアハウス内で様々なイベントやカルチャースクール的な催しが行われているところ、シェアハウスでありながら各個室内にもちょっとしたキッチンとトイレなどがついていて、賃貸マンションとシェアハウスの中間のような物件もあります。

女性限定の物件というのも多く、また2人で1室に入居できる物件なども。

シェアハウスのすそ野の広がり、定着によって、シェアハウスの様式は実に多様化しています。決してTVのドキュメンタリー番組やドラマなどに登場する世界ばかりではありませんので、ぜひ大手サイトなど覗き、どんな物件があるのか見てみるといいでしょう。個人的には、物件訪問しての詳細レポートが多数掲載されていて参考になる「ひつじ不動産」をまず見てみることをおススメします。

●ひつじ不動産「探検隊 過去のレビュー一覧」

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