房総半島素掘りトンネルナビ
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房総半島に数多く残る「素掘りトンネル」。林道にひっそり佇むトンネルはまるで別世界へといざなう入り口のよう。素朴なトンネルの内壁には美しい地層も浮かび上がり、ツーリング目的地としても人気です。主要な素掘りトンネルへの行き方やおススメルートなどをご紹介します。

四町作第一隧道

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読み方は「よまちさく」。モルタル吹き付けしてあり、内壁で岩肌が露出している個所などはないものの、やや歪みのある台形のトンネルの内壁は、波打つようなでこぼこで、照明の設置もないため中は真っ暗。このトンネルの特筆すべきは、実はこの道が「国道410号線」だということ。房総半島の中央部を木更津から館山まで南北につなぐ縦断道路で、東西横断する国道465号線ともこのあたりで交差・重複している。実際には410号線のバイパスがすぐ下に作られており、このトンネルの通行量は非常に少ない。Wikipediaによると開通は1902年で現在通行できる日本の国道のトンネルの中で、二番目に古いとのこと。内閣府のサイトでも二番目に古いトンネルとして紹介されている。ちなみに舗装道路上なので車で問題なく訪れることができるが、近隣に駐車場はない。

概要

住所千葉県君津市大戸見
全長52メートル
建設時期1902年(明治35年)
駐車場
トイレ

アクセス

<車・バイクの場合>

国道410号線を南下し、上総松丘駅の少し先、国道465号線と交差・重複するあたりで左折し脇道に入る

<公共交通機関の場合>

上総松丘駅から徒歩25分

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動画

準備中

訪問レポート

詳細は後日レポートします

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これはJR久留里線と並行して走る国道410号線(久留里街道)の、トンネルのある旧道より東側から撮った写真。ここを右側の緩やかな坂になっている道を登っていく。

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この道も一応まだ国道なんだけど、バイパスが作られた後はそれほど交通量なくなっているのだろう。Googleマップを見てもらうとわかるが、線路沿いの大きな通りにも、並行して走るこちらの道にも「国道410号」との表示がつけられている。同時にこちらの道は「国道465号」でもある。房総半島を縦断する「国道410号」と、東西横断する「国道465号」が交差・重複するポイントのようだ。

そんな場所にこの素掘りトンネルは残っている。

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Wikipediaによると開通は1902年で現在通行できる日本の国道のトンネルの中で、二番目に古いとのこと。

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長方形に掘りぬかれたトンネルは、このあたりの素掘りトンネルの中では形も整っていて高さもかなりあるほうだろう。

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トンネル開口部も中もモルタル吹付されているが、壁面のでこぼこはしっかりと残っており、奥に向かって伸びる斜めラインのくぼみも。確認もしておらず単なる想像だが、このラインから下はトンネルを掘り下げた部分だったりするのだろうか。

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トンネル内は真っ暗。
そして両脇には溝も作られている。

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なんだか胃カメラ映像みたい。

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そして反対側の出口に。

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西側の開口部。

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おそらく台風15号と19号(2019年)によるものと思われるが、トンネル上部には倒木が見受けられた。他の木にひっかかって落ちずにいるものもありそうなので、ちょっと注意が必要だ。

このトンネル出口では、犬と一緒に散歩している視覚障碍者の男性にも出会い、少しお話をした。全盲の方だがここは散歩コースとのこと。ただ台風15号の後は倒木やがけ崩れも多く、このトンネル近くで路肩から足を滑らせ下に転落してしまい大けがもしたとのこと。

トンネル内は暗く歩行者がいても少々見づらいので、車やバイクで通過する際にはスピードを最大限抑え慎重に走ってほしい。