房総半島素掘りトンネルナビ
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房総半島に数多く残る「素掘りトンネル」。林道にひっそり佇むトンネルはまるで別世界へといざなう入り口のよう。素朴なトンネルの内壁には美しい地層も浮かび上がり、ツーリング目的地としても人気です。主要な素掘りトンネルへの行き方やおススメルートなどをご紹介します。

穴の口(川廻しのトンネル)

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鴨川市の清澄寺から北に4.6キロにある川廻しのトンネル。清澄養老ライン(県道81号)から脇道に入って100メートルほどの場所で車やバイクもすぐ近くにとめて階段を下りて見学に行けるので、川廻しのトンネルとしては非常にアクセスしやすい場所。ただ河原に下りるためのコンクリ製の階段が壊れてしまっているため、トンネルが正面から見れる場所に行くには、転ばないよう注意が必要。

トンネルは短く、奥までよく見えて神秘的な風景。

概要

住所千葉県鴨川市四方木
全長
建設時期
駐車場
トイレ
マップコード309 646 742*82

アクセス

「穴の口」と書いて「あなんくち」と読むとのこと。国道465号の七里川温泉から安房天津に向かって南下する清澄養老ライン(県道81号)の途中。清澄寺の北にあり、2021年に開通した清澄山道ループ橋からも近い。県道81号を南に下ってきた場合、左側の脇道に入ってすぐの場所だがそれほど目立つ場所ではないので見落としがち。橋のような場所がありそのすぐ脇から河原に下りる階段が伸びている。

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動画

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訪問レポート

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県道81号から細い道に入ってすぐの場所で、川廻しとしては非常にアクセスしやすい場所にある。

「橋?」と思うような場所の、欄干のような柵が切れるあたりの左側(写真のバイクが写っているあたり)に、河原に下りる階段がある。

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おそらく穴の口見学者のために設置したと思われる階段。かなり急だ。

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下まで降りると、左手奥に濃い緑色の淵があり、その奥が大きなトンネルになっていた。
護岸部分から河原に下りる階段だったと思われる残骸が転がっていた。豪雨災害か何かで流されたのかもしれない。なので河原に下りるのはちょっと大変なので、気を付けて。

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河原に下りると、正面からトンネルを見ることができる。
トンネルはまっすぐで、奥が見える。

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トンネルの向こうに、まっすぐ差し込む光の柱も見えて幻想的。
洗濯岩状態の開口部もなかなか。

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壊れてひっくり返った階段。

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巨木もゴロゴロ。
2019年の豪雨災害の傷跡かもしれない。

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トンネルすぐ手前の淵は結構深そうで、長靴などあってもトンネルに近付くことはできない。

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夏なら水着持参で泳ぐのはありかもしれないけど・・・ヒルに刺されたりするのかしらん。

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鏡のような水面にうつる紅葉。

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その後は、県道81号をずっと南下して、開通してまだ間もない清澄山道ループ橋へ。