房総半島素掘りトンネルナビ
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房総半島に数多く残る「素掘りトンネル」。林道にひっそり佇むトンネルはまるで別世界へといざなう入り口のよう。素朴なトンネルの内壁には美しい地層も浮かび上がり、ツーリング目的地としても人気です。主要な素掘りトンネルへの行き方やおススメルートなどをご紹介します。

農村ふれあいセンター(大網白里市)の素掘りトンネル

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農産物加工法の研究や地域の交流の場として活用されている「農村ふれあいセンター(愛称:やまべの郷)」敷地内に残る素掘りトンネル。昭和45年に廃校となった旧山辺小学校の跡地に作られており、廃校の碑も。素掘りトンネルを抜けた先には金谷郷の北側の集落があり、小学校が廃校になる前は通学路として使われていた可能性も。7月下旬~8月上旬にはすぐ近くでひまわり畑で約5万本のひまわりが咲き乱れるとのこと。

概要

住所千葉県大網白里市金谷郷1356-2
全長
建設時期
駐車場
トイレ
マップコード27 141 030*25

アクセス

千葉東金道路・山田ICから約5.4キロ/JR総武本線・大網駅から2.5キロ

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動画

準備中

訪問レポート

後日作成します

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大網白里市の「農村ふれあいセンター(愛称:やまべの郷)」。

車が結構な台数停まっていて、建物内には人もいる様子だったので、素掘りトンネル見学させてくださいと誰かに声をかけて許可をもらおうと思ったんだけど、イベントか何からしく、皆さんバタバタしており、煩わせるのも逆に申し訳ない感じだったので、さくっと写真だけ撮って引き上げることに。

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素掘りトンネルは建物向かって右手の駐車場の奥にあった。

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トンネルはまっすぐで、反対側の開口部もよく見える。
丸く掘られるものが多いが、これ少なくともこの出口部分はスクエアだ。

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白っぽさもある内壁で、岩のごつごつ感と胃カメラで除いた食道のようなひだ感がいい。

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中には何か所か深くえぐったところも。
通行するだけでなく、何かものを保管する場所としても使われていたのだろうか。

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そして先に進むと、緑色の光がまばゆくなってきた。

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出口。
杉の木が建ち並ぶ雑木林。

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人が日常的に歩いていなければ、こんな道は維持されないと思うので、おそらくこの向こうの集落から、ここを通って農村ふれあいセンターなどに通っている人が今もいるのだろう。

方向的には金谷郷という地区の住宅地がある。

元々は小学校だったそうなので、金谷郷の子供たちが通学するためのトンネルなのだろう。

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金谷郷側の開口部。

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倒木も結構ある。

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こちら側の開口部は丸く、つるんとしていた。

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もう一か所、奥のほうにこんな穴も開いていた。
流石にここまで許可なく侵入しては怪しまれると思うので、遠くから写真を撮るだけに。

また行く機会があれば、誰か施設の人の許可を撮って中に入ってみたい。